【週末MLB】ダルビッシュ復帰が待たれる踏ん張りどころのパドレスは先発転向した28歳右腕が先発予定 オリオールズ菅野智之はトレード候補の一角に

[ 2025年7月4日 12:00 ]

【週末MLB】プライムビデオのSPOTVで配信予定の7/5オリオールズ-ブレーブス戦と7/6レンジャース-パドレス戦
Photo By 提供写真

 【週末MLB】ではプライムビデオと連動して、MLBをより楽しむために試合の見どころや注目選手を解説。レギュラーシーズン終了まで毎週金曜・正午にお届けする。

プライムビデオのSPOTVで週末MLB観戦 プライム会員は追加料金不要

 7月6日(日)パドレス―レンジャーズ戦(午前10時40分開始・サンディエゴ)はパドレスにとって、前半戦を締めくくるホーム10連戦の2戦目だ。レンジャーズに続いて現地7日からはダイヤモンドバックスと4連戦、同11日からはフィリーズとの3連戦と続く。強豪相手のシリーズが待つだけに、まずはしっかりとレンジャーズに勝ち越して、勢いをつけたい。

 チームは現地2日にナ・リーグ西地区首位のドジャースに8ゲーム差に広げられた。この時点で早くも、自力優勝の可能性が消滅した。ドジャースとの直接対決は今季残り6試合。メジャーリーグでは直接対決の試合数の関係上、日本のプロ野球よりも早い段階で自力優勝の可能性が消えたり、優勝マジックが点灯するケースがままみられる。

 チームは5月末から13連戦が2度という過酷なスケジュールを強いられた。特に2度目の13連戦では、ダイヤモンドバックス、ドジャースという同地区のライバルにシリーズ負け越し。その後もレッズ、フィリーズと2シリーズ続けて1勝2敗と負け越しが続いている。地区優勝争いに踏みとどまるためには、この前半戦最後の10連戦で少しでも多くの貯金を積み上げていくしかない。

 先発はスティーブン・コレック投手と公表された。昨季は42試合登板とブルペンを支え、今季から本格的に先発転向した28歳の右腕。5月から先発ローテーションに定着し、今季2戦目の5月10日のロッキーズ戦ではメジャー初完封勝利を飾った。ここまで11試合に先発し、3勝3敗、防御率3・73。6月は6試合の先発で0勝に終わったが、防御率は3・38で内容は決して悪くない。5回以上を投げて無失点が2度、1失点が1度と、チームに勝てるチャンスをもたらす投球をしながら、援護に恵まれないケースが目立った。「先発とリリーフでは全く違うけど、僕は楽しんでいる。まるでもう一度メジャーにデビューしたかのような気持ちで挑戦できている」と故障者が続いた先発投手陣を支えてきている。

 頼みのダルビッシュ有は右肘痛の影響で開幕から負傷者リスト入りしている。打者相手の実戦形式の投球など段階は徐々に上げてきており、後半戦には先発ローテーションに戻ってくる可能性が高い。大黒柱の帰還でドジャース追撃の機運を高めるためにも、ここが踏ん張りどころだ。

 7月5日(土)ブレーブス―オリオールズ戦(午前8時15分開始・アトランタ)は、今季両リーグで最もファンの期待を裏切った両チームの対戦かもしれない。ともに開幕前には地区優勝候補に挙げられ、ポストシーズン進出を有力視されていた。だが、現地2日現在、オリオールズは借金8のア・リーグ東地区最下位。ブレーブスは借金7のナ・リーグ東地区3位に沈んでおり、ともにポストシーズン進出には厳しい立場に立たされている。

 メジャーリーグでは7月末のトレード期限が迫ると、ポストシーズン進出を狙えるチームは「買い手」、そうではないチームは「売り手」となってトレード交渉が活発化する。ポストシーズンを諦めたチームは、今季限りでFAになる選手を優勝争いしている球団へ「売り」に出し、将来的に戦力として期待できる若手有望株を「買い」集めるのが定石となっている。

 オリオールズで先発予定のチャーリー・モートン投手も、今オフにFAとなるため、米メディアにトレード候補に挙げられている一人だ。通算142勝を誇る41歳のベテランは、ここまで18試合で4勝7敗、防御率5・63と期待を大きく裏切った。一時期は先発ローテーションからも外れていたが、直近7試合は4勝0敗、防御率2・80とまだまだ健在なところを示す。こうした選手は「ショーケース」として、「買い手」球団に存在感を示すパフォーマンスが求められる。

 1年契約で今季加入した菅野智之投手も、同様にオフにはFAとなるため、トレード候補の一角に名前が上がっている。チームは優勝争いから脱落したが、いつ、どんな移籍劇が訪れても不思議ではない。普段とはまた違った注目を集める一戦となりそうだ。

<PR>

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年7月4日のニュース