ソフトバンク・小川真希2軍ブルペン捕手 投手の心身に寄り添う“夢の仕事”

[ 2025年6月24日 06:00 ]

タマスタ筑後デーに配布された「ひな丸Tシャツ2025」を着用する小川BC
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 【筑後のおじ鷹】

 打たれて悔しいのは投手だけではない。

 ソフトバンクの小川真希2軍ブルペン捕手(29)は、西武時代含め現職は5年目。「僕が送り出したピッチャーは、なるべく0点で抑えてほしい。勝てば良いんですけど、初球から打たれたり四球を出してしまうと、悔しい」と言い切った。

 大事にしている言葉は「謙虚と自信、そして感謝」だ。ブルペン捕手としてキャリアをスタートした西武時代に、当時の清川栄治コーチがよく口にしていたという。24年5月に悪性腫瘍で亡くなった時のことを「ショックだった」と一言、声のトーンを落とした。打ち解けやすく話しやすかった清川氏の口癖は、ソフトバンクに所属してからもずっと胸にある。

 ブルペンにいる投手の肩を、マウンドに立てる状態にすることだけが仕事ではない。「メンタル面を含めて、マウンドにいくまでにどれだけ準備させられるかが大事」。ブルペンで座る間の取り方、返球のタイミング、送り出しの一言。極める点は限りない。

 「本当にこの仕事が夢。常に向上心を抱いて、長く続けたい」と力強く締めた。極められたブルペン術で、今日もマウンドへ送り出す。

 ◇小川 真希(おがわ・まさき)1996年(平8)5月21日生まれ、茨城県出身の29歳。白鴎大を卒業後、選手としてエイジェックに所属。21年から3年間は西武の2軍ブルペン捕手を務め、24年からソフトバンクで現職。

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