意外? 34試合ぶりの適時打が決勝打に 阪神・佐藤輝「つないでもらったチャンスだったので」

[ 2025年6月22日 05:15 ]

交流戦   阪神3-0ソフトバンク ( 2025年6月21日    甲子園 )

<神・ソ(2)>初回、佐藤輝は中前に先制適時打を放ち、手を叩いて喜ぶ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・佐藤輝の軽打が、チームにとって重要な一打となった。初回1死一、二塁。1ストライクから上沢が投じた外角143キロのカットボールに、コンパクトなスイングで対応した。

 「つないでもらったチャンスだったので、モノにするという気持ち。しっかり打ち返せて良かった」

 打球は二塁ベース付近に寄って守っていた遊撃・野村の左を抜け、技ありの中前適時打となった。「飛んだところが良かった」と本人は謙遜したが、相手守備位置はチェックしていたことだろう。その上で、大振りでは捉えづらい特性を持つ右腕の微妙に変化するボールを、確実にミート。「佐藤輝」である前に「猛虎の主砲」の役割を優先したチーム打撃だった。「そういうの(12球団勝利のかかった大竹を援護したい気持ち)もありますし、先に点を取ってあげるというのは楽になると思うので」。その一打が、後続・小幡の2点適時二塁打の呼び水にもなった。

 意外にも適時打は5月11日の中日戦以来34試合ぶりで、決勝打もそれ以来の今季6度目となった。その間にマークした15打点は、全て本塁打だったという根っからの“アーチスト”。この一打で森下に並んでリーグトップの49打点とし「打点に関しては、もう前のランナー、前のバッターが出てくれてるというのが全て。そこに感謝したい」とこうべを垂れた。球団初で、65年のドラフト制以降ではプロ野球史上7人目となる入団から5年連続50打点に王手をかけ、交流戦最終戦に臨む。

 「いやもうね、残り1試合しかない。勝ちたいと思います」

 交流戦勝率5割フィニッシュへ、求められる役割は分かっている。今季ナイター44試合の打率・267(172打数46安打)に対してデーゲーム24試合は打率・301(93打数28安打)の“昼男”。22日もデーゲームだ。(石崎 祥平)

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