大竹に2年越し白星届けた 阪神・岩崎「ずっと前から待ったので」23年救援失敗も苦い思い出払しょく

[ 2025年6月22日 05:15 ]

交流戦   阪神3-0ソフトバンク ( 2025年6月21日    甲子園 )

<神・ソ(2)>最後を締めて坂本(左)と握手を交わす岩崎(撮影・北條 貴史)
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 2年越しに、後輩左腕に届けたウイニングボールだった。試合後、普段は淡々と短い言葉で登板内容を振り返って終わる阪神・岩崎が「大竹の白星」について問われると、足を止めて感情をこめた。

 「(意識は)もうずっと前から…2年待ったので…この日を。だから今日、登板機会があって良かった」

 3点優勢の9回に登板。2死一、三塁を招くも、最後は嶺井を三ゴロに仕留めて今季14セーブ目を挙げた。頬を緩め、握手を交わした相手は大竹。ようやく苦い思いを払しょくできた。

 23年6月17日ソフトバンク戦(甲子園)で9回に3失点し、救援に失敗。古巣相手に6回1失点だった大竹の白星は幻になった。大竹の勝率第1位のタイトルがかかっていた同年10月4日ヤクルト戦(神宮)でも9回に2失点して逆転サヨナラ負け。昨年6月5日楽天戦でも2ラン被弾で三たび、白星を消してしまっていた。

 「(救援失敗が)なぜか大竹の先発が多いんですよね。申し訳ないなと」。今年4月、ふと漏らしたように、ずっと心の中に残る悔恨だった。ただ、この2年で得たものもあった。大竹との絆だ。

 大竹からは2年前のソフトバンク戦後に紅茶と「いつも助けていただいて、ありがとうございます。たまには完投できるように自分も頑張ります」という手書きのメッセージを受け取った。さらに今年も自身が通算100セーブを挙げた後に、記念品を贈られた。

 「大竹の気持ちが伝わるし、やっぱり自分は結果で返さないといけない」

 2年前、安打を許した中村、嶺井を封じての零封。背番号13がいろんな意味でやり返し、藤川球児(114)、山本和行(66)に続く球団3人目の聖地50セーブ目を挙げた。(遠藤 礼)

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