佐々岡真司氏 広島・床田は直球の腕の振りを見つめ直せ 直球で腕が振れないと打者は合わせやすくなる

[ 2025年6月22日 05:00 ]

交流戦   広島8-3楽天 ( 2025年6月21日    マツダスタジアム )

<広・楽(2)>広島先発・床田(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 【佐々岡真司 視点】大盛の先頭打者弾が大きかった。私にも経験があるが、直球を痛打されると疑念が芽生え、配球に少なからず影響が出る。初球の真っすぐを完璧に捉えたことが、攻撃の流れを生んだと言える。

 楽天先発・内の投球の8割を占めるのが直球とフォーク。大盛、さらにはモンテロが真っすぐを長打にしたことでフォークの割合が増え、それを末包やファビアンがはじき返した。朝山打撃コーチは試合前「高めのフォークは落ちないことが多く、それも狙い球になる」と話していたが、その通りになった。

 床田は前回の日本ハム戦と同様に、この日も変化球を打たれていた。しかも早いカウントの直球に相手は反応せず、ほぼツーシームとカットボール。それでも抑えられる技術、器用さを持ってはいるが、基本はやはり腕を振った真っすぐだ。

 直球で腕が振れないと変化球でも振れず、打者は合わせやすくなるもの。床田のいい時は直球で腕を振り、同じ振りで変化球を投げるから相手は崩されるが、現状はそうなっていない。直球の腕の振りをいま一度、見つめ直してもらいたい。(スポニチ本紙評論家)

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年6月22日のニュース