メジャー通算609本塁打のレジェンド、サミー・ソーサ氏が21年ぶりにリグレーフィールドを訪問

[ 2025年6月21日 06:28 ]

99年、カブス時代のサミー・ソーサ(AP)
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 メジャー通算609本塁打を誇るカブスのレジェンドOB、サミー・ソーサ氏(56)が20日(日本時間21日)、04年シーズン限りで退団して以来、21年ぶりにカブスの本拠地であるリグレーフィールドのクラブハウスを訪れた。

 クラブハウスではカウンセル監督や“PCA”ことクローアームストロングらと挨拶をかわし、笑顔で記念写真に納まった。カウンセル監督は試合前の会見で「(今日は)風が吹いているので(サミー・ソーサ氏に)出場して欲しいと頼んできたよ」とジョークを飛ばす一幕もあった。

 ソーサ氏はそのまま試合を観戦。2回終了後、場内アナウンスで来場を紹介されると、立ち上がってファンに投げキッス。スタンドは大歓声に包まれた。これにはソーサ氏も「とても感動的でした。こんなに長い間経って戻ってきて、みんなが私と家族を歓迎してくれて…本当に嬉しかったです。みんな最高です。戻ってこられて本当に嬉しいです」と感激した様子だった。

 翌日の21日(日本時間22日)はソーサ氏のメジャー初本塁打を記録した記念日でもある。カブスの地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の放送ブースで中継にゲスト参加したソーサ氏は、メジャー初本塁打について聞かれると「はい、1989年にロジャー・クレメンスから打ちました」と嬉しそうに話した。

 また、久々のリグレーフィールドの雰囲気について聞かれると「昔ここにいた頃とは比べ物になりません。私たちがプレーしていた頃は、せいぜい5000人とか、いや、4000人くらいしか観客がいなかった。今は地下鉄で降りてくる人たちでいっぱいだ。本当に素晴らしい。信じられないくらいです」と驚きを隠せない様子だった。

 ソーサ氏は現役時代のステロイド使用を認めていないが、昨年12月に「過ちを犯した」と声明を出した。この声明を受け、ステロイド使用疑惑を巡って対立していたカブスのトム・リケッツ・オーナーが「サミーが声明を発表してくれたことに感謝します。彼ほど熱心にプレーし、勝ちたいと願った選手はいない。完璧な人間などいないが、我々は彼の野球とカブスに対する情熱を疑ったことは一度もない」とし和解。2025年のカブスの試合に招待することを表明し、この日の本拠地訪問につながった。

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