西武・今井 松坂超え球団新17Kで今季初完封 バウアーのお株奪う「ソードセレブレーション」!

[ 2025年6月18日 05:30 ]

交流戦   西武3-0DeNA ( 2025年6月17日    横浜 )

<D・西>7回、牧を三振に仕留めソードセレブレーションする今井(撮影・島崎忠彦)
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 奪三振ショーでサイ・ヤング賞右腕を圧倒した。西武今井達也投手(27)が17日、DeNA打線を無四球で2安打に封じ今季初完封となる6勝目。毎回の17奪三振は自己最多で球団新記録となった。勝ち星はリーグ最多タイ、防御率1・17と104奪三振はリーグトップに浮上。投げ合ったDeNAのトレバー・バウアー投手(34)も絶賛する快投で、3連勝と今季最多の貯金7に導いた。

 吠えた。9回2死。今井がラストスパートだ。梶原を155キロ、156キロの高め直球で2ストライク。最後も同じ高め直球で空振り三振。123球目に157キロをマークし、3者連続三振締めで自己最多の17奪三振、2安打無四球の今季初完封勝利を挙げた。

 「うれしい。三振の数もうれしいですけど、無四球で終われたことが一番の成長」

 夢のような時間を快投につなげた。メジャーを志す今井にとって楽しみだった、サイ・ヤング賞右腕のバウアーとの投げ合い。1点を争う投手戦となった。2回2死からは4者連続三振。5回は一気にギアを上げ、1死三塁でこの日最速の158キロをマークし筒香、三森を連続三振に斬った。6連続を含む毎回の17奪三振は、04年の松坂大輔の16を抜く球団新記録となった。

 3、5、8回の打席で3三振を喫したが打席でバウアーのボールを見て「楽しかったし、改めてかっこいいなと思った」と感激。7回2死では2安打されていた同学年の牧を空振り三振に斬り、バウアーのおなじみの「ソードセレブレーション」を披露し「2アウトで三振を取ったらやりたかった。ちょっと遠慮しちゃった」と笑った。

 中4日で8回1/3、127球で3失点し5敗目を喫したバウアーも「とても楽しいマッチアップ。いつかメジャーでプレーできる。直球の軌道が他の投手にない軌道で(昨季新人王のパイレーツの)スキーンズのようだ」と称えた。まねされた自身の決めポーズにも「素晴らしいセレブレーション」と笑った。

 この日はヤンキースなどメジャー8球団が視察。リーグトップタイの6勝目。防御率、奪三振もリーグトップに立った。3連勝、今季最多の貯金7に導いたが「まだレベルの高い投手を目指していかないといけない」とさらなる高みを見据えた。(福井 亮太)

 ≪松坂は16 日本記録は19≫今井(西)が1試合17奪三振。1試合17奪三振以上は95年野田浩司(オ)と22年佐々木朗希(ロ)の19奪三振を筆頭に史上7人目で歴代5位タイ。西武では04年9月1日ロッテ戦での松坂大輔の16奪三振を抜く球団最多記録となった。また、1試合17奪三振以上で無四死球完封は完全試合だった前記の佐々木、62年足立光宏(阪急)に次いで3人目だ。

【ネビン バウアーから2安打1打点】
 西武・ネビンがバウアーから2安打1打点をマークして今井を援護した。4回無死一塁で右翼線二塁打。9回1死二塁ではナックルカーブを左翼フェンス直撃の適時二塁打とし「ミスショットしなかったので良かった」と胸を張った。メジャーでも知名度抜群の右腕との対決に「もちろんアメリカでも有名。彼はYouTubeもやっているので知名度もどんどん上がってるよ」と笑った。

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