広島打線がまた沈黙 天敵ソフトバンク戦5連敗 貯金ゼロ逆戻りに新井監督「また明日かな」

[ 2025年6月18日 05:45 ]

交流戦   広島0―2ソフトバンク ( 2025年6月17日    マツダ )

<広・ソ>8回、戦況を見つめる新井監督(撮影・岸 良祐)
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 広島打線が17日、6連戦の初戦となる火曜日にまた沈黙した。苦戦続きのソフトバンク戦は有原に7回まで1安打に抑えられ11球団目の勝利を献上。大盛穂外野手(28)が2安打を放ったのみで三塁すら踏めず今季9度目の零敗で同戦は2023年から5連敗となった。チームは3連敗で5日以来の貯金ゼロ。交流戦は6勝7敗となり、残り5試合、踏ん張りどころだ。

 モンテロの痛烈なライナーが左翼・柳町のスライディング好捕に阻まれた瞬間に、真っ赤なマツダスタジアムは落胆の声なき声に包まれた。2点を追う6回2死一、二塁でカウント1―1から3球続いた低めフォークを強振。4番打者は悔しさをあらわにする。

 「打たないといけない場面。まずは1点でも返したかったけど、できなかった。ハードラック。つらい」

 円陣を組んだ直後に築いた好機。本拠地が沸いたのは、しかし、後にも先にもこの1度だけだった。日本ハム在籍時の18年6月18日以来、3度目の対戦となった有原のチェンジアップ、フォークに手を焼いた。大盛が6回1死から放った中前打がチーム初安打。朝山打撃コーチは言う。

 「四球を取れた部分はあったけど、有原くんにストライクかボールか分からないところにフォーク、チェンジアップを投げられ、見極めができなかった」

 付け入るべき隙はあった。3回から5回まで3イニング連続で先頭打者の末包、田中、小園がそれぞれ四球を選んで出塁。1死二塁とした5回は、末包の三ゴロに二塁走者の小園が飛び出して帰塁できず、無念の憤死となった。

 「点差と状況というものを、もう少し冷静に。隙があったら行ってやろうという気持ちは買うけどね」。新井監督は、小園の走塁ミスにそう言及。7回1安打に抑えられた有原には「全部の球種を低めに集め、ナイスピッチングだった」と潔く完敗を認めた。

 6勝7敗となり負けが先行した交流戦。何としてもソフトバンクの壁を打破しなければならない。この日の敗戦で通算19勝47敗6分け。カード別で最も苦戦し23年の3戦目から5連敗。勝ち越しは15年の2勝1敗が最後で、昨季まで7シーズンで負け越しが続く。

 「残り5試合、全部ホーム(ゲーム)なので。また明日かな」
 切り替えを強調する指揮官。思えば1週間前の10日もロッテ・サモンズに1安打に封じられながら、翌11日には延長12回の死闘の末に勝利した。3連敗で5日以来の貯金ゼロとなり、交流戦は残り5試合、本拠地で意地を見せたい。(江尾 卓也)

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