パナソニック・定本拓真が自己最速154キロをマークするなど好救援 終盤の粘りで延長タイブレーク制す

[ 2025年6月4日 16:59 ]

第96回都市対抗野球大会近畿地区2次予選・第1代表決定トーナメント2回戦   パナソニック3―2三菱重工West(延長10回タイブレーク) ( 2025年6月4日    わかさスタジアム京都 )

8回途中から救援し、好投したパナソニック・定本(提供写真)
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 2年ぶりに都市対抗野球大会出場を狙うパナソニックが延長10回タイブレークの末、3―2で三菱重工Westに競り勝った。8回途中から救援した入社3年目の定本拓真投手(24)が、2回2/3を1安打1失点(自責点0)と好投。チームを逆転勝ちへと導いた。

 「自分で出したランナーじゃないというぐらい割り切って投げました。自分の持ち味である真っすぐで押していきました」

 自慢の直球で、窮地を救った。0―1の8回1死満塁から登板。代打・拾尾に1ボールから低めに148キロ直球を投じると、6―2―3の遊ゴロ併殺でピンチを切り抜けた。9回に山本ダンテ武蔵の適時内野安打で同点に追いつくと、直後の投球では自己最速を1キロ更新する154キロをマークするなど3人で料理。流れを完全に引き寄せると、タイブレークに突入した延長10回に味方打線が2点を勝ち越し。その裏の反撃も1点に封じ、逃げ切った。

 「きょうは真っすぐの感覚も良かったので、これを忘れないようにしたい」

 都市対抗予選に照準を合わせてきた。JABA岡山、長野大会では失点する場面もあったが、5月の強化練習期間からウエートトレーニングでは瞬発系のメニューを重視。走者を背負った際に乱れがちだったフォームは、シャドーピッチングを繰り返すことで修正に成功した。

 第1代表の座をつかむまで残り2勝。きょう5日の準決勝を前に「去年、悔しい思いをしているので、全員で勝とうという気持ちで戦っています」と気を引き締めた。

 ▼中本浩監督(接戦を制し)選手はよくやってくれました。最後は技術じゃない。人間的にも強くなっていて、土壇場で粘れるようになった。投手は早めの継投を心がけている中で、全員が応えてくれた。定本は昨年の日本選手権予選でも三菱打線を抑えていたので。春先は調子が悪かったですが、ここに来て復活してくれた。

 ▼植田勝至(1点を追う9回1死二塁で、三塁内野安打の間に二塁から生還)先の塁を狙うということはずっと練習からやってきた。去年、負けているので挑戦者として戦っています。

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