山本由伸 今季最短3回2/3、自己ワーストタイ7安打許し4失点で降板 7勝目ならずベンチでぼう然

[ 2025年6月2日 09:27 ]

インターリーグ   ドジャース―ヤンキース ( 2025年6月1日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ヤンキース>4回途中、降板となりロバーツ監督(中央右)にボールを手渡すドジャース・山本(撮影・木村 揚輔)
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 ドジャース山本由伸投手(26)が1日(日本時間2日)、本拠でのヤンキース戦に今季7勝目をかけて先発登板。初回に2安打2四球と乱れて先制点を許すと、1―1の3回には2ランを被弾し、自らの暴投も加わって3失点した。この日はメジャー自己ワーストタイの7安打を許し、4回2死一塁の場面で降板を告げられ、今季最短での降板となった。防御率は1.97から2.39に悪化した。

 初回のジャッジとの対戦は、2番グリシャムに中前打を許して迎えた1死一塁の場面。速球2球であっさり追い込むと、3球目のスライダーはやや甘く入ったが、一邪飛に抑えた。4番ライスに四球を与えると、5番ドミンゲスは左前打。左翼パヘスが本塁を狙った走者を刺そうと本塁へ送球したが、捕手スミスのはるか上を越える高投で先制点を許した。山本はこの悪送球をカバーし、二塁を狙った打者走者を狙って二塁へ送球したが、送球を受けた二塁E・ヘルナンデスのグラブからボールがこぼれてセーフとなった。

 6番ボルピに四球を与えたところでマーク・プライアー投手コーチがマウンドへ間を取りに向かった。この後、ウェルズを二ゴロに打ち取り、初回は28球を要しながらなんとか1失点と最少失点でしのいだ。

 2回は先頭の8番ラメーヒューに右前打を許し、捕逸と二ゴロで1死三塁のピンチを招いた。内野は前進守備で2点目を防ぎにいく中、1番ゴールドシュミットを三ゴロ、グリシャムを二飛に抑えた。

 2回にエドマンの同点ソロが飛び出し、1―1で迎えた3回。先頭のジャッジをこの試合3個目の四球で歩かせると、続くライスに中越えに勝ち越し2ランを浴びた。1死後に連打を浴びて一、三塁とされると、8番ラメーヒューは空振り三振に打ち取ったが、9番ペラザの打席でスプリットが暴投となり、この試合4点目を失った。

 4回は先頭のゴールドシュミットに中前打。グリシャム、ジャッジはそれぞれ右飛、中飛に打ち取ったが、ここでデーブ・ロバーツ監督がベンチを出て山本に降板を告げた。ベンチに戻った山本はぼう然とした表情。隣に座った大谷翔平から笑顔で声をかけられたが、悔しそうに天を仰いだ。

 4回裏終了後、試合を中継するスポーツ専門局「ESPN」の取材に応じたロバーツ監督は、この日の山本について「正直言ってキレがなかったと思います。かなりカウントを悪くしてしまって。全体的に投球のミックスもうまくいっていなかった印象です。カウントが厳しい場面では、ストライクゾーンに甘い球を投げてしまい、彼のベストな投球とは言えませんでした」と振り返った。

 マウンドから降りた山本を「励まそう」としたと明かし「彼は何度も何度もチームを助けてくれていますし、長いイニングを投げて私たちを引っ張ってくれる選手です。今回の結果は彼だけの責任ではなく、チーム全員の責任です」と語った。

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