日本ハム石井が5戦連続マルチ安打で最近5試合打率・706!新庄監督も「そっとしておきましょう」

[ 2025年5月15日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5-9オリックス ( 2025年5月14日    エスコンF )

<日・オ>5回、安打を放つ石井(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの石井一成内野手(31)が14日、オリックス戦(エスコン)に「7番・二塁」で出場し、5試合連続マルチ安打をマークした。3点を追う5回無死一塁で右前打を放ち、8回先頭でも右前打を放った。開幕直後は打率1割台と不振で2軍降格も経験したが、これで打率・386と急浮上。チームの連勝は5で止まったが、好調男のバットは止まらない。

 日本昔話などに登場する伝説の宝物「打ち出の小づち」。振ることによりさまざまな物が出てくるとされ、富をもたらす象徴として描かれることが多い。5試合連続のマルチ安打を放った石井のバットは、まさに振れば振るだけヒットが出る“宝物”と化している。

 「信じられないです。状態?良いんじゃないですか?分かんないっす、マジで」

 まずは3点を追う5回無死一塁。フルカウントから宮城の143キロ直球を右前へはじき返し、一時同点への足掛かりとなった。8回先頭ではペルドモから再び右前打。絶好調男に新庄監督は「ちょっと、そっとしておきましょう。もう今は何も言わずに。(好調を)維持してもらいたいから。宮城君から打つとは」と感嘆とした。

 開幕直後は打率1割台と低迷し、先月19日に2軍に降格したが、この再調整期間が大きかった。新庄監督は就任当初から打つポイントを前にするよう助言してきたが、石井は「なかなか前に出すのは、いろいろな変化球があるので難しかった」と苦戦してきた。だが、2軍で思い切ってタイミングを早めに取るようにトライしたことで、ようやくコツをつかみつつある。

 直近5試合の打率は驚異の・706。1割台だった打率は・386まで急上昇した。それでも、石井は「まだ始まったばかりなので。ここからです」と一切の慢心はない。“宝物”で安打を積み重ねた先に、待望の定位置が待っている。(清藤 駿太)

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