ソフトバンク・秋広 アーチより打率!!「勝負強い打者になりたい」 昨季首位打者の近藤から学ぶ

[ 2025年5月15日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1-3西武 ( 2025年5月14日    みずほペイペイ )

<ソ・西(11)>ナインを前にあいさつする秋広(左)と大江(撮影・岡田 丈靖)
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 アーチより打率で勝負――。ソフトバンクに巨人からトレードで加入した秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)が14日、みずほペイペイドームで入団会見を行った。トレード相手で巨人に移籍したリチャードが13日の広島戦で移籍後初本塁打を放つなど活躍。“鷹のロマン砲”から背番号52を受け継いだ秋広は、長打力よりも勝負強い打撃をアピールすると意欲を燃やした。

 入団会見後、秋広はみずほペイペイドームで西武戦の試合前練習に加わった。広瀬隆とキャッチボールをすると、一塁の守備を軽快にこなし、フリー打撃に加わった。チームの誰よりも大きい、頭一つほど抜き出た男は鋭い打球を飛ばした。

 「僕はホームランバッターというよりも率の方で頑張りたいです。まずは顔と名前を覚えてもらえるように」と入団会見ではシェアな打撃を売り込んだ。フリー打撃を見守った小久保監督は「一回じゃ分からないけど、軽く振っている印象」と話した。ただ本人は「軽くはないです。結構、振っていますよ」と“マン振り”に近いことを強調。軽くスイングしているようでも飛ぶ――。そんなイメージを強く植え付けた。

 きょう15日も引き続き、1軍に同行する見込み。この日の西武戦後に小久保監督は「秋広は筑後で測定ですね」と話した。筑後ファーム施設でR&D担当による計測後、みずほペイペイドームを訪れる予定で1軍登録への再アピールが可能だ。

 トレード相手のリチャードは13日の広島戦で即スタメン起用されて、巨人に移籍後の初本塁打を放った。背番号「52」を引き継いだ身長2メートルの野手は「巨人にいた時から凄い打者だなと思っていました」と敬意を表した。ただ、理想は首位打者を獲得したこともある柳田のようなバッティングだ。

 トレードが決まってすぐに柳田に電話で連絡した。巨人・坂本と一緒に食事したことがあり「よろしく、これから頑張ろう」と激励されたという。チームには他にも近藤ら左の巧打者がそろう。「打席での考え方を聞いてみたい」と昨季の首位打者から吸収したいと意欲的だった。

 “鷹のロマン砲”として期待され続けたリチャードに代わる“左のロマン砲”として期待される男は「相手球団から恐れられる、ここぞという場面で打てる、勝負強い打者になりたい」と意気込みを語った。(井上 満夫)

 ◇秋広 優人(あきひろ・ゆうと)2002年(平14)9月17日生まれ、千葉県船橋市出身の22歳。二松学舎大付では甲子園出場なし。高校通算23本塁打。20年ドラフト5位で巨人入団。2年目に背番号を68から55に変更。2メートル、100キロ。右投げ左打ち。今季年俸推定2450万円。

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