大院大高 智弁和歌山から転校の異色二刀流・長瀬が奮闘「志望届出したい」球場で阪神が視察

[ 2025年5月5日 17:03 ]

高校野球春季大阪大会5回戦   大院大高3―4履正社 ( 2025年5月5日    豊中ローズ )

<大院大高・履正社>「6番・左翼」で先発出場した大院大高・長瀬(撮影・河合 洋介)
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 春季大阪大会の5回戦が5日に行われ、昨春優勝の大院大高は、履正社に延長10回タイブレークの末に3―4で敗れて8強入りを逃した。

 智弁和歌山(和歌山)から転校した異色の投打二刀流・長瀬大来(3年)は「6番・左翼」で先発出場。2回2死無走者で左前打を放ち、その後に先制の生還を果たすなど貢献した。

 しかし、2―4の延長10回に1点差に迫り、なおも1死一、二塁での打席では左飛に倒れて「自分がチャンスでことごとく打てなかったから負けた。100人を超える部員の思いを背負ってやらないといけないのに…」と悔やんだ。

 身長1メートル88、体重92キロの大柄な体格を生かし、投げては最速146キロを誇る投打二刀流。智弁和歌山では1年秋に背番号18でベンチ入りを果たすも、「智弁和歌山への悪い感情は全くなくて、野球以外の部分でうまくいかなくなってしまった」と転校を決意した。

 「智弁和歌山を辞めて、野球を続けられるかどうかも本当に分からなかった。野球をするつもりではなく、多くの方の支えがあって、この学校に入学することができた。そこからのスタートだったので感謝しかないです」

 高2の4月に同校に転入し、規則により昨秋まで公式戦に出場できなかった。今大会が転校後初めての公式戦。右人差し指の爪がはがれた影響で、今春の登板機会はなかった。

 球場では阪神のスカウトが視察した。「プロ野球選手は小さい頃からの夢。プロ志望届を出したいです」と高卒でのNPB入りを目標に最後の夏に臨む。

 ◇長瀬 大来(ながせ・だいき)2007年(平19)7月11日生まれ、兵庫県猪名川町出身の17歳。小1から猪名川ヤンキースで野球を始め、中学では大阪箕面ボーイズに所属。智弁和歌山では1年秋に背番号18でベンチ入り。高2から大院大高に転校して今春に背番号7でベンチ入り。1メートル88、92キロ。右投げ右打ち。

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