オレたちは夏を諦めない…健大高崎・岩田幸弥が初出場“サヨナラ弾”に「夏は3年生の力」

[ 2025年4月19日 16:18 ]

春季群馬県大会 2回戦   健大高崎9―2館林商工 ( 2025年4月19日    高崎城南 )

コールド勝利を決める高校初本塁打をマークした岩田(撮影・柳内 遼平)
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 今春の選抜大会で4強入りした健大高崎(群馬)が9―2で館林商工に7回コールド勝利し、初戦の2回戦を突破した。今秋ドラフト1位候補の最速158キロ右腕・石垣元気(3年)、最速145キロ左腕・下重賢慎(3年)ら主力選手の多くがベンチ外だった。

 青柳博文監督は「試しながら夏の戦力になれるかということ。3年生の意地を見せてもらいたい」と新戦力の台頭を期待していた一戦。3年生内野手の岩田幸弥がバットで応えた。

 4回から二塁の守りに入ると、5回に回ってきた公式戦初打席は三振に倒れた。1点を奪えば、サヨナラとなる7回は「絶対に初球から振ろう」と入魂のスイング。直球を芯で捉え、左翼芝生席に高校通算1号を運んだ。

 「入ってくれてホッとしました。(選抜メンバーに)入れなかった時は悔しかったですけど、絶対に夏のメンバーに入ってやるという思いで練習に取り組みました。自主練習の結果が出てうれしい」

 全国から逸材が集う健大高崎。4月は1年生が加わり、早くも練習で逸材ぶりを披露した“スーパー1年生”もいる。春季大会が終われば、あっという間に夏はやってくる。選抜のメンバーに入れなかった3年生は焦りを感じながら、懸命にアピールする瀬戸際の時期だが、「やっぱり夏は3年生の力がないと勝てないと思う。しっかり3年生が中心になって試合に挑めるように頑張っていきたい」と負けるつもりはない。

 選抜メンバーは甲子園で4試合を戦い、貴重な経験を積んだ。入部したばかりの1年生には怖いもの知らずの勢いがある。それでもオレたちは夏を諦めない。「持ち味は守備。打撃も率を残してアピールしていきたい」と岩田。真夏のグラウンドに立つのは自分だと、疑わない。(柳内 遼平)

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