ヤクルト・村上が再離脱へ まさかの復帰戦で再発か 9回空振り後に自らベンチへ

[ 2025年4月18日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―7阪神 ( 2025年4月17日    神宮 )

<ヤ・神>9回、空振りした村上は打席の途中で自らベンチに下がる(撮影・尾崎 有希)
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 一発が出れば逆転サヨナラの場面。ヤクルト・村上がまさかの緊急事態に見舞われた。期待一色だった神宮球場の雰囲気が、一瞬で凍り付いたのは9回だ。1点差に迫り、なお2死二塁。岩崎の2球目、高めの144キロ直球を豪快なスイングで空振りした。苦悶(くもん)の表情に変わり、3球目を前に打席を外してベンチに戻った。どよめくスタンド。自ら交代を申し出て、代打に赤羽が送られた。

 上半身のコンディション不良から復帰初戦でのアクシデント。痛めた箇所は脇腹など再び上半身とみられる。延長戦で競り負けて3連敗で単独最下位に転落。高津監督は「再発です。(症状は)まだ話していないので何とも言えない」と厳しい表情で言った。18日にも出場選手登録を抹消され、再離脱となる可能性が高い。

 「王の帰還」。2軍調整から復帰した村上は「やっぱり野球が好き。人生の中で野球ができる喜びを忘れちゃいけないと思った」と新鮮な気持ちで今季初出場を迎えた。不動の4番。一方で8年目、通算837試合目で初の外野守備となる右翼に就いた。高津監督から打診され、春季キャンプでも練習。初回から打球を無難に処理し、8回には左前に今季初安打も放った。

 球団からポスティングシステムでのメジャー移籍を容認され、今季が国内ラストイヤー。ネット裏にはナ・リーグ球団のスカウトが2人態勢で陣取り「パワーも含めてもちろん日本でトップの打者」と熱視線を送っていた。その復帰初戦でまさか…。高津監督は「張り切って今日を楽しみにしていたでしょうし、残念ですね」と胸中を思いやった。25年は村上にとって、まさに苦難のスタートとなった。(鈴木 勝巳)

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