ソフトバンク 「どすこーい!」土俵際で山川が“うっちゃり”弾!!首位オリックスを連破

[ 2025年4月10日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク10―9オリックス ( 2025年4月9日    京セラD )

<オ・ソ>9回、山川(手前)は逆転3ランを放った(撮影・平嶋 理子)  
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 主砲の一撃で土俵際のうっちゃり!ソフトバンクは9日、オリックスに10―9で逆転勝ちした。2―6の8回に4番・山川穂高内野手(33)の中越え適時打など、5安打を集中して3点を挙げて1点差まで肉薄。5―6で迎えた9回にも山川が逆転の左越え2号3ランを放つなど、一挙5点を奪った。今季チーム最多15安打の猛打で最大4点差をひっくり返し、いずれも今季初となる3連勝、カード勝ち越しを決めた。

 9回にドラマが待っていた。最大4点差だったビハインドを1点差まで詰め寄り、なおも1死一、二塁。山川が平野の高く浮いた初球のフォークを振り抜いた。痛烈な打球は左翼席に飛び込んだ。

 「決める意識でした。(四球を選んだ3番・中村)晃さんのアプローチの仕方を見てしっかり決めようと思いました」。逆転の2号3ラン。負ければ再び単独最下位となっていた“土俵際”からの会心の一振りに力強く「どすこーい!」と叫んだ。

 2―6の8回に反撃ののろしを上げたのも4番のバットだった。連打でつくった無死一、二塁のチャンス。「ビハインドの展開で何とか一本と集中しました」。3番手・博志のツーシームをはじき返してセンターの頭上を越えるタイムリーを放った。ここから打線がつながる。正木、ダウンズにもタイムリーが飛び出し、1点差まで迫った。

 大逆転の9回は5点を挙げ、3試合連続2桁安打&今季最多15安打の猛爆だ。小久保監督はオリックス打線の好調ぶりを称えつつ「凄い試合でしたね。ホークス打線も主力がいない中で良くなってきています」と笑みを浮かべた。

 山川は6日の西武戦の第1打席で1号アーチを放ち、完全に目を覚ました。「不思議ですよね。そういう魔法があるんですかね。シーズンの1本目って難しいんですよ」。この試合から3戦で12打数8安打2本塁打9打点の大暴れ。それまで打率・069、1打点と湿っていたバットが快音を連発している。

 近藤、栗原が離脱中。柳田も右太腿の張りで代打待機となっている中、4番が頼もしい仕事をして、チームをいずれも今季初の3連勝とカード勝ち越しに導いた。チームは苦しいスタートを切ったが、勢いをもたらしそうな劇的勝利になった。

 チームの連覇、そして2年連続の本塁打王&打点王へ。お立ち台では「(過去に合同自主トレを行ったことがある)頓宮に負けないように頑張ります」と言った。早くも5本塁打を放っている好調のスラッガーの名前を挙げてアーチの量産を誓った。 (木下 大一)

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