ドジャース大谷 米大統領の絶賛に応える4戦ぶり4号!サイクル王手も狙わず塁出る姿勢 チームは初連敗

[ 2025年4月9日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―6ナショナルズ ( 2025年4月7日    ワシントンDC )

4号2ランを放ちポーズを取りながら塁を回る大谷(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日)、ナショナルズ戦に「1番・DH」で出場し、4試合ぶりの4号2ランなど3安打2打点。二塁打が出れば自身2度目の快挙だったサイクル安打は未遂となり、勝利も逃したが、存在感を発揮した。試合前にはホワイトハウスを表敬訪問。ドナルド・トランプ大統領(78)と初対面してガッチリと握手を交わし、世界一連覇へ気持ちを新たにした。

 固い握手の感触が残る右手を、顔の前で左から右へ。大谷が三塁手前で決めた「デコルテポーズ」。トランプ大統領の絶賛に応えるアーチを、首都ワシントンの空にかけた。

 4打数無安打の前日とは一転。快音を響かせ続けた。初回、ナショナルズのエース左腕ゴアから強烈な打球で二塁手のグラブをはじく安打。0―2の3回2死一塁は、94マイル(約151キロ)の直球を、ややバットの先ながら一時同点となる2ランを右翼へ運んだ。4試合ぶりの4号。5回は中堅フェンス直撃の三塁打で、19年6月以来6年ぶりのサイクル安打に王手をかけた。

 だが、4点を追う8回無死一塁は、フルカウントから高めのスイーパーを見逃し。ボールと判断して一塁に歩きかけたが見逃し三振となった。2点を追う9回2死三塁はスプリットを見極めて四球。「塁に出ることをまず(考えた)。基本的にやることは変わらない」と二塁打を残していた快挙より、逆転勝利へチャンス拡大を優先した。デーブ・ロバーツ監督も「サイクル安打を狙おうとしなかったところがチームプレーヤーであることを物語っている」と勝利優先の姿勢を称えた。

 試合開始の約7時間前。ホワイトハウスを表敬訪問し、トランプ大統領と初対面。昨年の「50―50(50本塁打&50盗塁)」を絶賛され「ムービースターのようだね」と声をかけられ握手を交わした。「思ったより背が高かった。第一印象は背が高いなと思った」と自身より約3センチ低いだけの1メートル90の大統領に驚いたという大谷。「僕は外国人として異国でプレーさせてもらっているので、そこの感謝の気持ちを毎日持ってプレーしたい」と気持ちを新たにした。

 大統領からは「来年もここ(ホワイトハウス)に戻ってくるつもりでいてほしい」とエールを送られた。今季初連敗で3位転落も、バットは好調。大谷も「何回でも行きたい。今は何位だと気にする段階ではない。一勝一勝を積み重ねていく段階」と21世紀初のワールドシリーズ連覇での再訪を誓った。(柳原 直之)

 ≪二塁打届かず≫大谷はあと二塁打が出ればサイクル安打となる3安打。エンゼルス時代の19年6月13日レイズ戦以来6年ぶり2度目の達成は逃した。サイクル安打に王手をかけ、打席が回ったのはこの試合がメジャー14度目。三塁打が足りなかったのが最も多く8度、以下、二塁打が3度、本塁打が2度となった。

 【大谷に聞く】

 ――チーム状況は。
 「今日みたいに少し離されても、追い上げて粘り強く戦えている。簡単に終わる試合がないのはいいこと」

 ――出演するCMのポーズが流行中。
 「いじられて盛り上がる分にはいいんじゃないかな。それができるということはたくさんみんなが打っている証拠。いい雰囲気だと思う」

 ――投手調整再開。
 「ブルペン(投球)に関しては順調に来ている。ライブBP(実戦形式の打撃練習への登板)が入ってきたらペースが変わったりするので、そこは臨機応変に対応したい。感覚的には凄くいい状態。そう遠くないうちにやりたい。球種や、球速の制限はまだある段階。例えば球速の速いスイーパー系の球では制限がかかって当然」

 ――トランプ大統領との会話。
 「本当に光栄なこと。国のトップの方に会えたことは光栄。“会えて光栄だ”ということを言ってもらえたので“こちらも光栄です”という会話はした」

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