楽天・岸 古巣戦で7回1失点の快投 40歳初勝利!チーム日本人最年長の先発勝利

[ 2025年4月4日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4―1西武 ( 2025年4月3日    楽天モバイル )

<楽・西>楽天先発の岸(撮影・篠原岳夫)
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 水も滴るいい男が、杜の都の雨雲を吹き飛ばした。楽天・岸が今季初先発で7回3安打1失点。1年目から19年連続となる白星で、チームの本拠地開幕戦勝利を引き寄せ「周りの皆さんの助けがあってです。でかいですよね。チームが勝ったのもでかい」と余韻に浸った。

 2日連続で雨天中止となり、期せずして本拠地開幕戦の先発となった。両日とも予告先発されながら登板が流れた藤井を「一番残念だと思う」と思いやり、雨の中、熱投を続けた。4回2死一塁では西武のドラフト2位・渡部聖に先制の適時三塁打を浴びた。それでも続く牧野を冷静に左飛に打ち取ると、6回に味方が逆転。「みんなが守って、打ってくれた」と感謝した。

 40歳3カ月での先発勝利は球団の日本人投手最年長。現在の姿を「(入団時には)想像しないですよ」と苦笑し「家族が来ていたので、子供たちに格好いい父親の姿を見せられて良かった」と40歳初勝利に笑みがこぼれた。

 開幕前には、気に掛けていた先輩から一本の電話があった。「どうするのかなと思っていたけど、自分からは連絡できなかった」。西武時代のチームメートだった中島宏之氏からの引退報告だった。2学年上の先輩で、08年にはともに日本一に輝くなど数え切れない思い出がある。「寂しいに決まってるじゃないですか…」と先輩の思いも胸に、投げ続ける決意を新たにした。

 今季、自身より年長は45歳の石川(ヤクルト)、1学年上の中村剛、栗山(ともに西武)、平野(オリックス)の4人のみ。その石川に次ぐ現役2位の通算165勝目。お立ち台で「1年間頑張ります」と決意表明すると、雨はすっかり上がっていた。(花里 雄太)

 ≪入団1年目からは19年連続勝利≫岸(楽)が40歳3カ月で勝利。楽天の40代勝利は4人目になるが、そのうち最年長は14年斎藤隆が救援で記録した44歳5カ月で、先発では15年レイの40歳6カ月。岸は2人に次ぐチーム3位の年長勝利で、日本人の最年長先発勝利になった。また、入団1年目からは19年連続勝利。現役では石川(ヤ)の23年、涌井(中)の20年に次ぐ記録だ。

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