ロッテ3年目左腕・高野脩汰 絶体絶命のピンチも“勘違い”が奏功 3回2/3を無失点と好投

[ 2025年4月3日 19:48 ]

パ・リーグ   ロッテ 2―3 オリックス ( 2025年4月3日    ZOZOマリン )

<ロ・オ(2)>石川柊の危険球退場で緊急登板の高野脩(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・高野脩汰投手(26)がスクランブル登板も、窮地を切り抜けた。

 ソフトバンクからFA移籍後初先発となった石川柊太投手(33)が2回1死一、三塁からオリックス若月へヘルメットのつばをかすめる死球で危険球退場に。わずか21球でマウンドから姿を消した。

 1死満塁。ここでお呼びがかかったのが3年目左腕だ。

 「緊張する間もなく(準備も)全くしてなくて…。靴ひもを結んでいる状態でした」と高野。ブルペンでわずか4球のキャッチボールを済ませるとマウンドへ。ルーキー麦谷にいきなり3ボールと押し出しのピンチを招きながら、まずは二ゴロでホームアウトにした。

 ここでようやく自らの置かれた立場を飲み込めた。「マウンド上がった時の電光掲示板が一、三塁のままで、そうだと思っていました。確認する間もなくパーッと(肩を)つくって」。塁上の走者を気にする余裕はなかったのだ。「それで(二塁に)ゴロ転がって藤岡さんがホームに投げて気がついて…。結果的に気負いすることなく投げられたのはありました。あれはラッキー」。

 続く中川も右飛に打ち取りピンチ脱出。落ち着きを取り戻した3回以降はコーナーを突く直球とキレ味鋭いフォークを武器に3回2/3を4安打5奪三振無失点に抑えた。

 「自分の持ち味は空振りが取れるスタイル。前にボールが飛ぶより三振の方が自分も高まりますし、チームも乗りますし、相手も悔しいところで、理想的なアウトの取り方だった」と力を込めた。

 チームは連敗も、高野自身は3月29日のソフトバンク戦に続く好投。「先発もしたいですし、中ロングも全然嫌いじゃないので、どんな起用の仕方でも使っていただける分、自分の力を発揮するだけだと思ってるので、どんなポジションであれ全力でやっています」と話した。

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