【虎番リポート】阪神・坂本 チーム一の大リーグ通がドジャースとの試合で受けた刺激とは

[ 2025年3月26日 05:15 ]

3月16日、ドジャース戦の3回、打席に立ちボールを見送る坂本(捕手・スミス)
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 阪神・坂本にとって15日から2連戦で行われたカブスドジャースとのプレシーズンゲームは、刺激と収穫に満ちあふれていた。チーム一の大リーグ通。「夢みたいでした」と目を輝かせた一方で進化につながる“お土産”を持って帰ってくることも忘れていなかった。

 小さな衝撃を受けたのは16日のドジャース戦だ。3回2死で迎えた第1打席。バッターボックスで異変に気づいた。「最初びっくりしました。捕手の“構え”が近いんですよ」。正捕手のスミスがミットを構える位置がかなり打者寄りだったそうだ。

 「ベンチで横から見てもそうだった。(ドジャースの)スミス、バーンズ、(カブスの)アマヤもそうだった。バットに当たらないのかなと思って」

 自身も含め、日本の捕手よりメジャーの捕手がそろって前で構える理由を坂本は分析する。「変化球もメジャーのピッチャーはめちゃくちゃ曲がるから、ゾーンを外れて曲がり切る前に捕ってるイメージ。ワンバウンドも前なら止めやすい」。フレーミングとブロッキングに好影響をもたらす、という見解だ。

 一方で「メジャーってインターフェア(打撃妨害)が多い」と打者のバットがミットに当たるリスクも覚悟。その上で背番号12は「バットに当たらないギリギリに構えるとかは一つの引き出しになる。やってみて、できるのかできないのかもある。ピッチャーの助けになりそうなら取り入れる範囲でやりたい」とメジャー流の構えを試すつもりでいる。

 「とにかく捕球技術が凄かった。(フレーミングは)外側からボールを中に入れるイメージで捕っていくのは大事だなと再確認できました」

 ドジャース戦の9回2死でアウトマンを見逃し三振に斬った石井の外角低めの直球に対する坂本のフレーミングを米国のアナリストがSNSで絶賛した。「それはうれしいですね」。極上の武器にまだ伸びしろはあるのか。今季は坂本がミットを構える位置にも注目したい。(遠藤 礼)

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