【センバツ】島に牛しかいなくなる!? 壱岐応援団、島民の大移動支えたOB「感無量」の大熱戦

[ 2025年3月21日 05:00 ]

第97回選抜高校野球大会第3日 1回戦   壱岐2-7東洋大姫路 ( 2025年3月20日    甲子園 )

壱岐野球部ナインとアルプス応援団を陰から支援した「イキテイク」合同会社・柴山琢磨代表
Photo By スポニチ

 一塁側アルプスを埋めた2800人の大応援団も完全燃焼した。前夜、人口約2万4000人の壱岐島からフェリーで約2時間半かけて博多港へ。さらにバス9台で約8時間をかけて甲子園に到着した。移動を陰から支えた「イキテイク」合同会社の柴山琢磨代表(46)は「感無量です」と感慨深げだった。

 同校OBでもある柴山さん。壱岐市役所勤務を経て、地元で17年12月にサイト制作や情報発信を手がける同社を起業した。昨年12月、21世紀枠候補に選出されると、野球部後援会から事務局入りの打診を受け快諾。後援会主体の寄付金とは別にクラウドファンディングを立ち上げ、集まった約450万円をブラスバンドの交通費や用具代の一部に充てた。「僕自身も小・中学校のPTA会長をしていたし、高校でもサッカー部に所属していましたのでお手伝いしました」。アルプスではプロ仕様のミラーレスデジタルカメラを持ち応援風景を激写。「野球部のサイトに上げるのも仕事です」と忙しく動き回った。

 有名な「壱岐牛」など、島では約1万頭の牛が飼育されており「島に牛しかいなくなる」とされた、熱い1時間57分のドラマ。柴山さんは「帰ってから写真の整理もありますから、4月までかかりますね」と言いながらも、その顔は充実感でいっぱいだった。 (伊藤 幸男)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年3月21日のニュース