阪神・森下 今春初の3安打 ツバメキラー&神宮男健在、開幕4番へ準備着々

[ 2025年3月19日 05:15 ]

オープン戦   阪神5ー5ヤクルト ( 2025年3月18日    神宮 )

<ヤ・神>7回2死満塁、木浪の適時打で生還した阪神・森下はナインとタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神・森下翔太外野手(24)が18日、ヤクルトとのオープン戦(神宮)で今春初の3安打を放った。2回に右前打を放つと続く3回に右中間へ適時二塁打、7回にも中前適時打。米大リーグ・カブス、ドジャースと激突した15日からのプレシーズンゲームでは2戦連続安打を記録していた。メジャーとの戦いから打撃の状態は上昇。今季も得意の神宮球場、ヤクルトとの好相性ぶりは健在だ。チームは5―5で引き分けたものの、28日の開幕・広島戦(マツダ)へ向けて新4番の準備は着々と進んでいる。

 中大時代から慣れ親しんだ「神宮の杜」で躍動した。森下が今春実戦11試合目にして初の3安打。虎の新4番が、メジャーチームとの2試合を経て打撃状態が上昇傾向にあることをバットで示した。

 「初回から自分の理想とするスイングができた。力強い打球もいっていた」

 2回先頭で迎えた第1打席だった。2ボールから先発・奥川の外角直球を右前へはじき返すと、続く3回2死一塁では初球の外角直球をコンパクトなスイングで捉えた。右中間を破る適時二塁打。締めくくりは1死一、三塁で迎えた7回の第4打席。5番手右腕・金久保が1ボールから投じたスライダーを素直に中前へ運ぶ適時打を放った。両手に残った好感触。試合後には安打量産に至った要因の一端を明かした。

 「メジャーと試合をやってから凄く自分の中でも形ができてきた。タイミングとか姿勢の部分ですね」

 カブス、ドジャースと戦ったプレシーズンゲームでは「打ちにいくまでの姿勢」を改善した。構えた際のスタンスをやや狭くして脱力を意識したフォームに微調整。その結果、高速なほど安打が生まれやすいとされる指標の一つでもある打球速度は180キロを数度も計測した。

 加えてオフから掲げていた理想の打球方向が実戦の中で生まれた。「レフト方向への強い打球をセンターから逆方向へ持っていきたい」。特に右中間に運んだ2打席目の一打は、強く意識してきた「インサイドアウト」のスイングが着実に身に付いている証拠でもある。「インサイドアウトじゃなかったら右中間には飛びづらい。やってきたことがある程度は(結果に)出ている」と手応えをつかんでいた。

 また、相性の良さも証明した。昨季、ヤクルト戦はカード別最高の打率・377。敵地の神宮球場では同一リーグの球場別最高となる打率・410を誇った。今年も神宮&ツバメキラーぶりは健在。今春の対外試合は、メジャーチームとの対戦前時点で打率・222も、現在は同・310まで上昇した。それでも決して慢心することはない。「試行錯誤しなきゃいけない部分もある。そこを詰めていきたい」。オープン戦は残り4試合。虎の若き4番が本番へ向けて総仕上げに入った。(石崎 祥平)

続きを表示

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月19日のニュース