阪神・前川 「セの豪腕」撃ちへメジャー級の向上心 150キロ超えの直球を差し込まれず「引っ張る」

[ 2025年3月18日 05:15 ]

阪神・前川
Photo By スポニチ

 志は高く、理想も高い。きょう18日からのヤクルト2連戦(神宮)を含め、オープン戦は残り5試合。前川が最終調整に向けて着目したのは、150キロ超えの直球を「引っ張る」ことだった。

 「真っすぐに対してのアプローチが全然ダメ。真っすぐを自分の間合いで打てるようにしなきゃいけない」

 飽くなき向上心は、まさにメジャー級だ。15日からのカブス、ドジャースとのプレシーズンゲーム。適時二塁打と安打を放ったが、2本とも左翼方向だったことが不満だった。突き詰めたのは、150キロ超えの剛球に対するアプローチ。差し込まれる場面が目立った計6打席を反省とともに回想した。

 「(ボールを)長く見て打とうとして、(その結果が)逆方向に行っていた。そこは(シーズンまでに)準備していきたい」

 課題は明確だ。昨季、145~149キロの球速帯の打率が・340だったのに対し、150キロ以上には同・220と苦戦した。セ・リーグには剛腕のDeNA・バウアーやジャクソン、中日・高橋宏、巨人は新守護神のマルティネスがいる。剛速球を引っ張ってこそ一流――。その“宿題”を少しでもクリアできれば、3月28日広島との開幕戦は1打席目から不安なく臨める。

 かねて「直球を自分のタイミングでしっかり引っ張れるかが大事」と語ってきた。春季キャンプの2月中旬から球団OBの福留孝介氏の助言で、打撃フォームを変更。従来の本塁ベースに覆いかぶさる形から一転、直立した状態で構えるようになった。手応えは上々で、オープン戦計8試合で24打数10安打の打率・417、3本塁打、6打点は依然として主要打撃部門3冠。メジャー相手の2試合を経てつかんだ修正ポイントを、飛躍を期す4年目のシーズンへつなげる。(石崎 祥平)

続きを表示

「ヤクルト」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月18日のニュース