【筑後鷹】育成3位・大友は保健体育の教員免許持つガッツマン 持ち前の強肩強打で「1軍でマスクを」

[ 2025年3月18日 05:00 ]

歴史に名を残す活躍を誓うソフトバンク・大友
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 ソフトバンクの育成ドラフト3位、大友宗捕手(BC茨城=25)は1メートル81、85キロの大型キャッチャーだ。異色の経歴で帝京大から日本通運に進み、独立リーグを経てプロ入り。中学と高校の保健体育の教員免許を持っている。誰よりも声を出す“鷹のガッツマン”としてファームで存在感を出しており、強肩強打に磨きをかけていく。

 今年7月で26歳になるオールドルーキーの大友は気概が違う。筑後ファーム施設ではパワフルに声を出し練習から目立っている。自らの経歴を踏まえ「自分は一回死んだ身。捨て身タックルでアホほど声出してやろうと思ってやっています」と大阪生まれは快活に言った。

 二塁への送球、1秒8の強肩が武器。野球を始めた小学3年から捕手一筋。中学で在籍した「枚方ボーイズ」はロッテの藤原、国吉、広島の小園らを輩出した強豪。選手層の厚さで試合に出られない期間も長かったが、ベンチで声を出すことは得意だった。「“出したもん勝ちや”って思ってます」と胸を張る。関川野手コーディネーターは「一番は元気とガッツがある。うちの若い選手では少ない。自主トレから目立っていた」と野球の技術以外も評価する。

 京都・鳥羽から帝京大に進んだが指名漏れを経験した。日本通運は先輩も優しく、オリックスの古田島ら同期とも仲良く居心地は良かった。「野球をやるには最高の環境で普通なら辞めません。野球を終わる時に後悔をしたくなかった」と退団して独立リーグのBC茨城に進んだ。

 実は中学と高校の保健体育の教員免許を取得している。大学在学中に1単位だけ不足し、社会人になってから通信教育でもぎ取った。「辞められる材料があったのもありました」と資格を得たことは、決断する要因になった。

 BC茨城ではリーグ戦で12本塁打と活躍して強肩強打の捕手として1年でプロの夢をつかんだ。春季キャンプは主にB組(2軍)で過ごしたが、2月22日のオープン戦開幕(対オリックス)に招集され、代打で四球を選んだ。小久保監督は「城島CBOも言ってたけど即戦力として(期待)やね。打球速度は150キロ台で今のB組の中では一番、速い。自分の置かれている立場を分かっている」と注目をしている。

 戦国時代に現在の大分県などを治めた大名・大友宗麟とは一文字違い。歴史に名を残す活躍に向け「1軍でマスクをかぶれるレベルまで引き上げたい」と言った。声を出し上だけを見て進む。 (杉浦 友樹)

 ◇大友 宗(おおとも・そう)1999年(平11)7月23日生まれ、大阪府出身の25歳。京都・鳥羽では甲子園出場なし。帝京大では1学年上にチームメートの大津がいた。大学でプロ志望届を提出するも指名なし。日本通運を経て昨年はBCリーグ茨城でプレー。趣味は御朱印集め、古着店巡り。ニックネームは「そうりん」。背番号125。1メートル81、85キロ。右投げ右打ち。

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