野球は選手が好きなチームを選べないのはなぜ?サッカー界の疑問を球界の論客がバッサリ

[ 2025年3月17日 14:50 ]

サッカー界にドラフト制度がないのは入れ替えがあるから!?
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 元ロッテ捕手で野球界きっての論客である里崎智也氏(48)が、元Jリーガー・那須大亮氏(43)の公式YouTubeに出演。「ここが変だよ野球界」と題し、素朴な疑問を里崎氏にぶつけた。

 なぜ野球界は選手が好きな球団を選べないのか?

 サッカー界から見ればドラフトは不思議な制度だ。自分がプレーするチームをクジ引きで決められてしまうのは不自然ではないか。

 この疑問に対する里崎氏の答えは明快だった。

 「サッカーはヨーロピアン方式、野球はアメリカン方式」と切り出した。

 サッカーはリーグに参加するのは比較的自由。日本でもJ1からJ3まで60クラブあり、条件を満たせば入れ替えもある。

 欧州でも基本的には同じだが、どの国のリーグも資金力のあるクラブで優勝争いは固定されている。資金力のない弱小クラブが毎シーズン勝ち続け、トップリーグで優勝争いに加わるなど不可能に近い。

 それでもファンが興味をなくさないのは資金力のないクラブには「入れ替えのドキドキ感があるから」と指摘した。

 一方、野球はリーグが排他的で誰もが入れるわけではない。12球団のうち、どこかが経営をやめなければ新規参入はできない。

 排他的な代わり、入れば融和性が強い組織である。

 「全員で幸せになろう」という前提でリーグがある程度の戦力均衡化を図る。その主なものがドラフト制度だ。

 ドラフトはリーグに入れ替えがないからできる。サッカー界でドラフト制度を取り入れると、その年のナンバーワン選手がJ3の最下位チームに決まる可能性もある。野球は12球団1リーグ(2リーグ並行)制のため、球団間の格差は少ない。

 プロ野球球団がサッカーのようなユースチームを持たないのもドラフト制度があるからで、自前で育てた選手がドラフトにかかれば他の球団に指名されてしまう。

 里崎氏の説明を受け、那須氏も納得している様子だった。

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