通算208本塁打のパワーヒッター、ギャロ外野手が投手転向 平均94マイルの強肩で2度ゴールドグラブ賞

[ 2025年3月17日 08:20 ]

ギャロ(ロイター)

 通算208本塁打のパワーヒッターで、2度のオールスター選出、2度のゴールドグラブ受賞のジョーイ・ギャロ外野手(31)が投手に転向することになった。

 長年にわたりスラッガーとして外野と指名打者(DH)を務めてきたが、16日(日本時間17日)にホワイトソックスから解雇された。そしてX(旧ツイッター)で、次の野球人生として投手に挑戦すると発表した。

 「外野よ、楽しかったよ。誤解のないように言っておくけど、僕は投手になるよ」と明言。ギャロはホワイトソックスのキャンプにマイナー契約の招待選手で参加していたが、打率.100(20打数2安打)、11三振、1四球、長打なしと結果を残せなかった。

 一方でスコット・ボラス代理人がギャロの投手転向について球団に打診していた。「野手としてのロースター入りが難しい場合、投手としての道を探るつもりだと代理人を通じて伝えられていました」とアシスタントGMのジョシュ・バーフィールド。「キャンプ中も合間を見て、投球の練習をしている様子でした。ただ、彼自身が今日、リリースを希望したため、我々はそれを受け入れました」と言う。

 再建2年目のホワイトソックスには多くの有望な若手投手がいるため、ギャロの投手転向を受け入れられる状況にはなかった。「今のチームの状況を考えると、チャンスを与えるのは難しい。とはいえ、これは珍しいことではありません。リック・アンキールが投手から打者に転向したケースもありますし、タイラー・ネイキンも数年前にここにいましたが、最近投手として契約しました」と言う。

 ホワイトソックス傘下の3Aシャーロットの監督を務めるセルジオ・サントスも、かつては内野手から投手に転向し、2011年にはホワイトソックスのクローザーを務めた。2009年にマイナーで26試合に登板した後、2010年にはメジャーで56試合に登板し、防御率2.96を記録した。

 ギャロはレンジャーズ、ヤンキース、ドジャース、ツインズ、ナショナルズで10シーズンにわたりプレー。通算成績は打率.194、出塁率.319、長打率.456、本塁打208本だった。投手転向は悪くない選択肢かもしれない。送球能力は2022年時点でMLBの外野手のトップレベルで、2021年には平均94マイル(約151km/h)の送球を記録した。これまでメジャーの試合で登板したことはないが、強肩なのは確かだ。

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