ドジャース・大谷 因縁対決で阪神・才木に2の0も…フルスイングで開幕へスイッチオン

[ 2025年3月17日 05:00 ]

プレシーズンゲーム   ドジャース0―3阪神 ( 2025年3月16日    東京D )

<阪神・ドジャース>エドマン(左)と談笑する大谷(撮影・光山 貴大)
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 因縁の対決で仕上がった。ドジャース・大谷翔平投手(30)は16日、阪神とのプレシーズンゲームに「1番・DH」で出場し、開幕前の最後の実戦を終えた。23年3月の侍ジャパン強化試合で左膝をつきながら本塁打した阪神・才木浩人投手(26)と再戦し、1三振を含む2打席凡退。フルスイングで場内を沸かせた好勝負でスイッチは入った。18日のカブスとの開幕戦から、メジャー8年目がいよいよスタートする。

 東京ドームが静寂に包まれた。2年ぶりに実現した大谷VS才木の「第2ラウンド」。23年のWBC開幕直前の侍ジャパン強化試合では大谷が左膝をつきながら中堅フェンスを軽々と越える本塁打を放ったことを、4万2059人の大観衆は、もちろん知っていた。

 初回、1ストライクから2球目。94・9マイル(約153キロ)直球に対し、背中にバットが届かんばかりのフルスイングで対抗した。結果はファウルでも、場内が揺れるほど大きくどよめいた。2ストライクからの2球連続のワンバウンドのフォークを見極めた後、3球続いた5球目を我慢できずに空振り三振。2年前に打ち返した同じ球種でやり返された。才木は「フォークで三振を取りたいなと思ってたので、いい結果になって良かった」と大きくうなずいた。

 3回2死の2打席目もカウント2―1から4球目の94・2マイル(約152キロ)をフルスイングで空振りした。最後はフルカウントから6球目の94・5マイル(約152キロ)を打ち上げて中飛。昨季54本塁打で2年連続本塁打王に輝いた背番号17の2戦連発はならなくても、手に汗握る好勝負にスタンドは大いに沸いた。

 大谷はこの2打席目の直後に帰路についた。アリゾナでのオープン戦とプレシーズンゲーム2試合を合わせて9試合で打率・318(22打数7安打)、2本塁打、3打点で開幕前の調整が終了。デーブ・ロバーツ監督は「翔平は全体的に、いいスイングをしていたし、いい打席を迎えた。2打席は予定通り。開幕に向けて準備はできた」と胸を張った。

 将来的なメジャー挑戦を視野に入れる才木との対決は、スイッチを入れるには十分な刺激になった。大谷を含めて打線が5回で1安打7三振。完全に封じられたロバーツ監督が「才木投手の投げているボールはメジャー級だった。直球もスプリットも素晴らしかった」と舌を巻いたように予行演習として最高の相手だった。

 夜には夕食会を主催。きょう17日の全体練習を経て、18日にカブスとの開幕シリーズを迎える。昨季2試合で対戦して5打数無安打だった今永に対して、東京ドームで豪快な雪辱アーチを架ける準備は整った。(柳原 直之)

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