松井秀喜氏 凱旋試合回想し「自分の中でインパクトが」古巣の髭解禁には… サーマン・マンソン賞授賞式

[ 2025年3月14日 08:13 ]

サーマン・マンソン賞を受賞し、メディア対応する松井秀喜氏(右)=撮影・杉浦 大介通信員
Photo By スポニチ

 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(50)がスポーツとチャリティー活動で貢献した選手に贈られるサーマン・マンソン賞を受賞し、13日(日本時間14日)、米ニューヨークで授賞式が行われた。

 松井氏はその場で「この賞を頂けたのは名誉です。ご招待ありがとうございます」と英語でスピーチ。同じく同賞を受賞した元メッツ投手のドワイト・グッデン氏らとともに記念撮影などを行った。

 その後、記念ディナーでも出席者から大歓声で迎えられた。

 同賞は過去にモハメド・アリ氏、さらにはヤンキースOBのヨギ・ベラ氏、マリアーノ・リベラ氏、ホルへ・ポサダ氏、元ヤンキース監督のジョー・トーリ氏といった錚々たるメンバーが受賞している。

 セレモニーでの松井秀喜氏との一問一答は以下の通り。

 ――この賞は45度目。錚々(そうそう)たるメンバーに名を連ねた。
 「光栄です。(過去の受賞者は)もちろん知っています。ヤンキースの歴代の選手たち、錚々たるOBたちが毎年のように受賞されているのは知っています」

 ――野球の実績と、ニューヨークのコミュニティーへの貢献の両方が評価された。今後の活動は。
 「基本的には今の活動を継続しながら、あとはヤンキースの中でも選手たちの力に少しでもなっていけたらと思っています」

 ――もうすぐ日本で開幕戦が行われる。ヤンキース時代の2004年に凱旋試合を行なっているが、日本のファンの前でのプレーに違いは感じたか。
 「ヤンキースのユニホームを着て、東京ドームで試合をするっていうのは違和感がありました。自分の場合は東京ドームで10年間、ジャイアンツの選手としてプレーしていたのでとっても違和感でしたけど、でもとても特別な時間でしたよ、自分のホーム球場だった場所でヤンキースの選手としてプレーするというのは非常に思い出深いです」

 ――具体的に覚えていることは。
 「最後の2試合目にホームランを打ったってことは非常に思い出深いですけど、何よりもジャイアンツ戦でいきなりホームランを打ったというのが、自分の中でインパクトがありましたね」

 ――ヤンキースの同僚たちは日本にどんな印象を持っていたか。
 「野球は野球なんでそこまではなかった気がしますけど、日本のチームと戦う時はいろんな情報を聞かれました。野球場ではいつもとそんなに変わらなかったですかね」

 ――大谷選手たちがチームメートのために寿司のディナーを催すということだが、当時も何かおもてなしはしたのか。
 「具体的には細かいことは言えないですけど、食事に行ったり、ジョー・トーリ(監督)とも食事に行きました。(トーリは)ウニは食べられないと怒ってましたね。贅沢ですよね、ウニが食べられないなんて」

 ――イクラは楽しんだのか。
 「イクラも食べてないと思いますけど(笑)。やっぱり俺はイタリアンだって言ってました(笑)」

 ――鈴木誠也選手は東京ドームでの試合を見ていたと話していた。日本選手のバトンをつなぎ、夢を与えていることについて。
 「彼が頑張ってメジャーリーガーになったので。たまたまそういう機会があったんで、まあうらやましいなと思います。石川ではそういうことはなく、プロ野球を見る機会もほとんどなかったですから。そういう意味で東京ドームでメジャーリーグを見られる世代っていうのはうらやましいですね」

 ――菅野投手、小笠原投手など、新たにメジャー挑戦している選手たちにエール、期待していることは。
 「一ファンとして見ているだけですから。もちろん同じ日本人選手として、ケガをせず頑張ってほしいなと思いますけど、どういうプレーをするかというのは一ファンとして見ているだけです」

 ――ヤンキースが髭を解禁した。
 「時代なんでしょうね。時代の流れというか、時代の空気というか。それはオーナーが決めたことでしょう。今、ヤンキースで誰かはやしている?これから誰がはやすか、誰が先頭を切るか、ある意味見ものですね」
(ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

続きを表示

この記事のフォト

「松井秀喜」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月14日のニュース