ヤクルト・嶋ヘッドコーチ 「ユニ違うけど忘れない」 3・11に古巣と対戦し思い語る

[ 2025年3月12日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト5―3楽天 ( 2025年3月11日    静岡 )

<ヤ・楽>記者の質問に答える嶋コーチ(撮影・尾崎 有希)
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 特別な日に古巣との対戦。ヤクルト・嶋ヘッドコーチは「今は着ているユニホームが違うけど、忘れたことはないし、これからも忘れることはない」と東北への思いを語った。

 東日本大震災が発生した11年は楽天の選手会長だった。同年4月の復興が目的の慈善試合では「見せましょう、野球の底力を」とスピーチし、全国に感動を届けると同時に球界全体の結束も呼びかけた。2年後の13年にはエース・田中将(現巨人)と最強バッテリーを組み、球団創設初となるリーグ優勝と日本一を達成。「多くの方に感動とか勇気を与えられるのがスポーツの魅力。一生懸命、プレーすることが一番だと思う」と力を込める。

 20年以降はヤクルトに所属しているが、東北への思いは変わらない。スポーツによる地域貢献の意義を身をもって知っているからこそ「野球ができたり、当たり前に生活できることに感謝しないといけない。若い選手に伝えていくのも、我々の仕事」とも語る。どれだけ月日が流れても、絶対に変わらないものがある。「野球の底力」もその一つだ。(重光 晋太郎)

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