DeNAバウアー ボークに激情!復帰初登板3回2失点 MLBでは認められた投球動作変更で

[ 2025年3月10日 05:30 ]

オープン戦   DeNA2―2オリックス ( 2025年3月9日    京セラD )

<オ・D>2回、ボーク判定に抗議するバウアー(撮影・中辻 颯太)
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 DeNAの「バウアー劇場」が幕を開けた。2年ぶり復帰でオープン戦初登板。“事件”は2回に起きた。無死満塁から二ゴロ併殺で失点。なお2死三塁から左足を引いて投げるノーワインドアップへ変更し、西野へ初球を投げたところでボークを宣告されて2点目を献上した。

 両手を広げて「WHY?」のポーズ。確認を終えた三浦監督がベンチに戻っても「激情」は収まらない。プレートに右足、プレートの前に左足を置いてグラブを構えた直前の動作がセットポジションと取られ「投球動作の変更」と判断された。

 「三塁塁審にまず“ワインドアップでいきます”とジェスチャーしたが、こっちの方を見てなかったので、球審の方を向いて伝えて、球審はうなずいていたように感じた。まだ理解できない。コーチと話し合いたい。なぜボークなのか」

 MLBでは認められた投法変更の「申告」は通じず、2年前の公式戦では一度もなかったボークが付いた。「1分ぐらいイライラしていた。落ち着いて、強い球を投げようと」。再開直後は大げさな投球動作で正当性をアピール。感情むき出しに投げた最速152キロを中前へ打ち返されて、うなだれた。

 試運転は3回49球で5安打を浴びて2失点。2三振を奪い、自責はなかった。初回の第1球は中川のバットをへし折るファウル。ノーワインドアップからクイックで投げ込むなど、随所で場内を沸かせたことも事実だ。「少し修正はあるが、初登板だし、こんなもの。また次の機会でいろいろ試すよ。160キロを今シーズンどこかで達成したい」。ニヤリと笑い、最初の「劇場」を締めた。(大木 穂高)

 ≪宣告した福家責任審判「我々は我々のルール」≫公認野球規則5・07aでは「投手は、打者に面して立ち、軸足を投手板に触れ、他の足を投手板の前方に置き、ボールを両手で身体の前方に保持して、完全に動作を静止したとき、セットポジションをとったとみなされる」とある。三塁塁審としてボークを宣告した福家英登責任審判は「バウアーはワインドアップを取ろうとしていた。でも、足の置き方がセットポジションだったので、セットポジションからワインドアップに変えたと判断した」と説明。MLBではこの状況下でも「ワインドアップからの投球を審判に通知できる」とあることに「メジャーはメジャーのルールがあって、我々は我々のルールがある。同じような扱いはしていない」と強調した。

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