東海大札幌・山口主将「運命的。凄くいい」 準優勝した10年前と同じ6日目第1試合の“大トリ出陣”

[ 2025年3月8日 06:00 ]

第97回選抜高校野球   東海大札幌―日本航空石川 ( 2025年3月23日    甲子園 )

対戦が決まり健闘を誓う日本航空石川の及川主将(左)と東海大札幌の山口主将
Photo By 代表撮影

 第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪・毎日新聞大阪本社で行われた。昨秋の全道大会を制し、15年以来の出場となる東海大札幌(北海道)は23日の6日目第1試合で、昨秋の北信越大会準優勝の日本航空石川と対戦する。準優勝した前回10年前と同じ初戦の大トリ登場に、甲子園初采配となる遠藤愛義監督(40)も吉兆を期待した。

 初戦の相手が決まった。昨秋の石川県大会は3位ながら、北信越大会で準優勝。北陸の怪腕と呼ばれる最速148キロ右腕の蜂谷逞生(3年)、昨秋防御率0・90を残した長井孝誠(3年)の二枚看板を擁する日本航空石川を引き当てたが、遠藤監督、山口聖夏主将(3年)は明るい。

 理由は初戦の大トリとなる23日の大会6日目という日程だ。昨夏後からチームを指揮する遠藤監督は「何か、大脇(英徳)前監督の力が働いたのかな。こっちの環境に慣れるのに凄くいい時間ももらえた」とニンマリだ。開会式から間が空き、第1試合だと早朝から準備を強いられるが、遊撃手の山口主将も「“1、2日目はやめてくれ”とみんなから言われていた。(6日目は)運命的。凄くいい」と胸をなで下ろす。

 15年選抜甲子園で準優勝の快進撃を果たした時も、実は大会6日目第1試合だった。7歳だった山口主将は「当時の記憶はない」と打ち明けるが、高校進学先を選択する際には当時の校名の東海大四で奮闘する先輩たちの姿をチェック。「決勝を戦った敦賀気比の平沼投手が凄いという印象が強いけど…」と周囲も笑わせた。

 チーム本隊は7日に大阪入りし、8日から実戦モードに突入する。自身のラッキーカラーである赤ネクタイに赤パンツで会場入りした遠藤監督はジンクスだけでなく、実務的にも「6日目になったので、微調整ができる。本来は練習して試合だけど、逆パターンで課題を見つけながら取り組める」と満足げ。一見、厳しそうに見える組み合わせ抽選も、東海大札幌にとっては最高の結果といえそうだ。(横市 勇)

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