中村紀洋氏 オリックス退団の真相「骨を埋める気にはならない」自身と平野恵一の公傷扱い巡り問題勃発
近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が8日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。2006年の1年限りでオリックスを退団した真相を語った。
ドジャースから日本復帰する際にオリックスを選んだ中村氏。それは前年まで監督を務め、2005年に亡くなった仰木彬さんの伝言があったからだ。ただ、シーズン中は肉離れは死球を起因とした故障が相次いだ。8月11日の敵地ソフトバンク戦で左肘に死球を受けて出場選手登録を抹消され、この年は以降の試合で出場はなかった。この死球の影響で左手のしびれが取れず、手術を受けることが決まった。
9月に手術を行った中村氏は「(医師から)手術明けは安静にしておいてください、と。で、問題なんですよ」と話し始めた。「球団のかかりつけ病院以外でやる手術で、(球団の)関係者は来ないのかなと思っていた。誰ひとり来なかった。(手術の終了は)事後報告です」と明かした。
手術の日程は球団側にも共有していたが、球団関係者の立ち会いはなかった。「前の日から検査があって、何時に手術室に入ってという手術の時間、手術の日、誰も知らない。(終わったら)こちらから報告する。病院の先生から何気なく聞かれたんですよ。小学生、中学生の顧問の先生でも来ますよって。誰ひとり来ないというところで、人としてですよね。でも、それがなく。簡単に言えば大事に思われていないなと思ったんですよ。正直。手術前に。チームが嫌いとかではなくて、大事に思われていない。普通大事だったら来るよねっていう話からの話です」と当時の球団とのすれ違いを説明した。
その後の契約交渉では公傷を主張するも、球団側は公傷を認めず。年俸2億円から60%減の8000万円の単年契約を提示された。大幅減俸を提示された中村氏は戦力外通告に相当すると判断し、自由契約を申し入れたが球団は認めず、交渉が長期化した。
中村氏は交渉では「お金ではなかったんですよ」と強調。「その一件があって、ここで骨を埋める気にはならないなという意味も込めての話です」と話した。
自身だけでなく、ファウルボールを追ってフェンスに頭から激突して大怪我を負った平野恵一氏(現台湾・中信監督)のプレーを巡る問題も中村氏の心をモヤモヤさせる要因だった。「千葉マリンで頭からフェンスにぶつかったんですよ。その話も(交渉の)テーブル上で出たんですよ。あれって公傷にならないんですか?と。精一杯やってケガして普通にやってるけど、障害持ったらどうしてたんですか?と」と自身だけでなく、平野氏の大ケガを負ったプレーでも公傷にならなかったことに驚いたという。
球団側の主張は「あんなことやってもらったら困る」というものだった。「飛び込んだらボールを捕れるのに(手を)引いても大丈夫なんですね、と聞いたら“大丈夫です”と言われたんです。そんなところで野球できないと思った。飛び込んで捕れるボールでもケガをするならやめてください、と」と球団側との考え方に溝が生まれたことを明かした。
中村氏は「そういう球団ではできない。真剣にプレーができないのにファンたちが楽しいと思うかな?精一杯やったプレーが結果ミスでも成功でも、これがファンが求めることじゃないかなと葛藤があった」と当時の心境を明かした。
当時はスター選手の清原和博氏も在籍。「清原さんもいるし、清原さんを取ったんだなと思ったんで、心の中で“俺はおらんでもええんや”ってなったんですよ。いても一緒やな、出よってなった。全てが信用できなくなっている。病院にも来ないし。仰木さんからの伝言って本当なのって。(仰木さんとは)会ってないので」と徐々に疑心暗鬼になっていったという。
退団を決意した中村氏は代理人を通じて球団側に意思を通達。「あまり言って任意引退選手になるとどこにも行けなくなるので、自由契約選手になれるように代理人にお願いしました。僕は人に弱くて、話すとそうですかってなってしまうので、そこは代理人を使ってやってくださいとお願いしました」と当時のやり取りを明かした。
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