あの闘将がサジを投げた「最恐」の酒仙プロ野球選手 広瀬哲朗氏「気に入らないとダメなんだよ」

[ 2024年12月28日 16:42 ]

広瀬哲朗氏(2005年撮影)
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 プロ野球日本ハムで活躍し、NPB通算592安打を放った広瀬哲朗氏(63)が28日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。現役時代にチームメイトだった「最恐」酒仙プレーヤーのエピソードを披露した。

 12年間のプロ野球生活を振り返るトーク。「お酒飲むと変わる選手っていたんですか?」と問われた広瀬氏は「一番…、これはピー出さなくてもいいやろ」と少しためらった後で、「元気かな、藤王」と1990年から3年間、同じユニホームを着た藤王康晴氏の名前を挙げた。

 藤王氏は享栄高3年の時に出場した選抜高校野球大会で11打席連続出塁の大会記録を樹立。高校通算49本塁打を放ち、超高校級の打撃センスをひっさげ、83年のドラフト1位で中日に入団した。「右の清原(和博)、左の藤王って言われるくらい」(広瀬氏)と誰もが認める力を持ちながら、「だけど、あいつはすごかったよ」と前置きして続けたのは、知られざるトレード秘話だった。

 「(当時中日監督だった)星野(仙一)さんが“もう流石にオレでも無理だから”って言って、(日本ハム監督の)近藤(貞夫)さんに“藤王を何とかしてもらえませんか”ってお願いして(うちに)来たんだから」

 聞き手から、「それはお酒が原因ですか?」と聞かれ、「そうだよ。(野球で)いいもの持ってても、そういう私生活が(問題)って噂は聞いていたのよ」と広瀬氏は述懐する。

 そして話題は日本ハム時代のエピソードへ。当時、日本ハムは伊豆・熱川温泉で球団納会を実施。夜の宴会で、酒の入った藤王氏が広瀬氏に「あいつだけは許せないんですよ」と、ある先輩の名前を打ち明けたという。「オレ、今日やっちゃいますからね」と宣言し、「こうやって(振り回す仕草とともに)ゴルフクラブを…」と大立ち回りを再現。翌年からチームは同宿舎へ立入禁止になった。

 「酒飲んだら、アイツ暴れちゃうからね。だけど、あいつは(基本的に)先輩とかに対しては、本当にあれ(礼儀正しい)だよ。気に入らないとダメなんだよ」。こう弁護した広瀬氏も没交渉になっているそうで、「藤王、これ(動画)見てたら、(コメント)頂戴よ」と呼び掛けていた。

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