ロッテ・朗希が反省8勝 5回までに98球3失点「全体的に制球できず…苦しい形になった」

[ 2024年9月9日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ9-5楽天 ( 2024年9月8日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>ロッテ先発の佐々木(撮影・篠原岳夫)
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 何とか試合はつくった。先発したロッテ・佐々木は5回までに98球を投じて7安打3失点。援護に恵まれ8勝目を挙げたが「全体的に制球できず、自分の有利なカウントに持っていけなくて苦しい形になった」と反省を口にした。

 直球はシュート回転し、最速も160キロに届かない159キロ止まり。初回2死満塁から渡辺佳に左前に先制打を浴び、2―1で迎えた5回は辰己の適時打で同点とされ、なお2死一、三塁でまたも渡辺佳に右前適時打を浴びて逆転を許した。7三振を奪った一方で4四球。新加入した15年サイ・ヤング賞左腕カイケルから「走者をどうくぎ付けにするか」について助言をもらったが3盗塁を許した。

 吉井監督も「朗希は5回じゃ駄目」と奮起を求める。残り18試合。怪物右腕は「状態が上がってこない中でも工夫してやっていくしかない」と見据えた。

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