東都開幕 亜大が先勝、チームNo.1俊足・杉山が決勝打。今秋1部昇格の東農大に辛勝

[ 2024年9月9日 20:01 ]

東都大学野球リーグ1部リーグ第1週第1日   亜大3―2東農大 ( 2024年9月9日    神宮 )

<東農大・亜大>9回、亜大・杉山の適時打に喜ぶ亜大ベンチ(撮影・大城 有生希)
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 亜大の杉山駿(3年=西京)が一塁ベース上で何度もガッツポーズを繰り出した。

 2―2の9回2死三塁から勝ち越しの左前打。粘る東農大を振り切った決勝打に「全員でつくったチャンス。絶対、自分もつなぐ気持ちでいきました」と振り返った。

 両軍無得点の5回、死球で出塁すると2死二塁から右前打でチーム1、50メートル走5秒8の俊足を生かし、生還。「瞬発力には自信あるんです」。3打数2安打、2四死球で1番の役割を果たすと、泥だらけのユニホームを誇らしげにかざした。正村公弘監督(61)も「一度は負けを覚悟したけど、チーム全員でつかんだ白星」と喜んだ。

 春季リーグ戦は3位も投手陣が奮闘。「今度は僕ら野手陣で」と杉山は鼻息が荒かった。

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