巨人 サトテル失策で挙げた初回“スミイチ”で逃げ切り 東京ドームの阪神戦4年ぶり勝ち越し決定

[ 2024年8月12日 20:39 ]

セ・リーグ   巨人1―0阪神 ( 2024年8月12日    東京D )

<巨・神>初回、佐藤輝の悪送球を誘い1点を挙げた岡本和(撮影・藤山 由理)
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 巨人は敵失で初回に挙げた“スミイチ”の1点を完封リレーで守り切り、阪神を下して3連勝。貯金を今季最多タイの11とした。

 敵地・甲子園で対戦した前回は同一カード3連敗を喫したが、東京ドームでの阪神戦はこれで3連勝。7勝3敗として2020年以来4年ぶりとなる今季の勝ち越しが決まった。

 「3番・中堅」に定着していたヘルナンデスが左手首骨折で離脱して最初の試合。ベンチにはヘルナンデスの背番号「42」が分かるようにユニホームが掲げられ、「3番・三塁」に坂本、「6番・中堅」にオコエが入る新打線で臨んだ。

 初回、1番・丸が中前打で出塁。2番・吉川が初球で犠打を決め、2死二塁から4番・岡本和の三ゴロが佐藤輝の一塁悪送球を誘って1点先制。この敵失で挙げたわずか1点を先発の山崎伊から高梨、船迫、バルドナード、ケラーの完封リレーで守り切った。

 今季初の中5日で先発マウンドに上がった4年目右腕・山崎伊は7回途中2安打無失点と二塁を踏ませない好投で後半戦初、3試合ぶりとなる今季8勝目(4敗)をマーク。ケラーは移籍後初セーブをマークしている。

 ▼山崎伊 先制点を取ってもらっていい流れを持ってきてもらったと思います。今日はとにかく回の先頭打者を出さない、低めに投げ込むことを意識しました。守備にも助けてもらいながらここまで投げることができました。

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