【高校野球】大阪桐蔭・ラマルが甲子園練習で特大弾 徳丸は兄に並ぶ夏制覇に照準

[ 2024年8月2日 18:32 ]

第106回全国高校野球選手権 甲子園練習第1日 ( 2024年8月2日    甲子園 )

<高校野球・甲子園練習 第1日目> 打撃練習を行う大阪桐蔭・ラマル (撮影・亀井 直樹)
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 大阪桐蔭が登場。内外野のノックは5分にとどめて、主力打者が打席に入って投手との対戦形式でスイングした。

 大阪大会では3回戦の枚方なぎさ戦以降先発がなかった春選抜大会の4番ラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(3年)が左中間スタンドのキューピーの看板に直撃する本塁打を放つなど、打撃復調をアピールした。

 ラマルは「代打では1球も無駄にできない。甘い球を仕留めることができている」とその効果を話す。西谷浩一監督からは「強い打球を叩け」とアドバイスを受けているといい、思い切りのいいスイングが目立っていた。

 ラマルの代わりに4番を打っている徳丸快晴左翼手(3年)は兄・天晴(NTT西日本=20)が21年夏に智弁和歌山で成し遂げた夏制覇に追いつくべき大会となる。兄が君臨していた4番に弟・快晴が座っているのも因縁か。徳丸は「兄とは連絡できる環境にないので…。少し前ですけど、頑張れとは言ってもらってます」と話す。ラマルがいれば3番として繋ぐ役目もあった徳丸だが「チャンスで打つのがやっぱり4番」と試合結果に直結する打撃を意識して大阪大会を突破した。

 「一戦ずつ自分たちのやるべきことをやって勝ち進んでいけば」と徳丸は兄に続く夏制覇に照準を合わせている。

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