公立・鹿沼商工 春の関東王者・白鴎大足利から大金星!延長10回タイブレークでサヨナラ勝利

[ 2024年7月19日 05:00 ]

第106回全国高校野球選手権栃木大会2回戦   鹿沼商工3―2白鴎大足利 ( 2024年7月18日    エイジェック )

10回にサヨナラ勝ちした鹿沼商工(撮影・柳内 遼平)
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 全国で強豪校の敗退が相次いだこの日、栃木では鹿沼商工が大金星を挙げた。白鴎大足利戦で延長10回タイブレークの末にサヨナラ勝利。2死二塁から右中間に決勝打を放った3番・吉原啓太(2年)は「正直、このチームでやる最後(の試合)になるかなと思ったけど、先輩たちがあの場面をつくってくれた」と感謝した。

 67年夏以来、甲子園出場から遠のく公立校は昨夏は2回戦敗退。そんな伏兵が、粘って今春の関東大会王者を撃破した。練習では約10メートルの距離から130キロの直球を打った直後に、緩いボールを打ち込んで緩急への対応力を磨いてきた吉原。殊勲打は初球の直球を見送り、スライダーを捉えたもので「練習の成果を出せた」と大きく胸を張った。(柳内 遼平)

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