阪神・近本 復調示すマルチ安打 5試合、20打席ぶりの安打が先制の口火

[ 2024年7月15日 18:33 ]

セ・リーグ   阪神2―0巨人 ( 2024年7月15日    東京D )

<巨・神>8回1死、近本は中前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・近本が5試合、20打席ぶりとなる安打で先制の口火を切った。

 「2球でツーストライクを取られたので、いいコースだったので仕方ない。切り替えていきました」。0―0で迎えた4回先頭。赤星にカーブ2球で追い込まれながらも、三たび投じてきた3球目、外角のカーブを中前へ運び20打席ぶりの「H」ランプをともした。続く中野の二ゴロで二進し、3番・野口の三ゴロでは岡本和が一塁送球した直後に好スタートを切って三塁へ到達。相手バッテリーにミスができないプレッシャーを与え、大山の先制打へつなげた。

 8回にも中前へはじき返して今季23度目のマルチ安打。さらなる安打量産を重ね、完全復調へつなげる。

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