10年ぶり巨人・阪神OB戦で「江川vs掛布」が実現 中前打の掛布氏に軍配

[ 2024年7月15日 18:35 ]

伝統の一戦~レジェンズOB対決~   巨人OB ― 阪神OB ( 2024年7月15日    東京ドーム )

<巨・神 OB戦>2回、掛布氏に安打を浴びた江川氏(撮影・藤山 由理)
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 2014年以来10年ぶりの開催となったプロ野球90周年記念試合「伝統の一戦~レジェンズOB対決~」巨人―阪神OB戦で、江川卓氏(69)と掛布雅之氏(69)の対決が実現した。

 先発・上原浩治氏(49)に代わり2回に2番手で登板した江川氏だったが、最初の3球は山なりのボール。返球できない捕手の村田真一氏(60)が投球のたびにマウンドへボールを届けた。だが、外角のストライクゾーンに来た4球目を掛布氏が合わせると、中前へ抜ける鮮やかなヒットに。江川氏はここで無念の降板となり、代走が送られた掛布氏は笑顔でベンチへ引き上げた。

 出場を終えた2人は放送席に登場。江川氏は「最後ストライクが入ってよかった。フォアボールだけは嫌だった」と話し、最初の3球は”フォークボール”だったと明かした。対決前には2人で打ち合わせる場面があり、掛布氏は「2球目を打つ予定だったが、ストライクが来なかった」と苦笑した。

 今回のOB戦はプロ野球90周年の節目を記念したもので、球団創設90周年を迎える巨人とライバル阪神のレジェンズたちが集結。デーゲームの巨人―阪神終了後、ナイターで実施されている。

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