西武 元山飛優が巨人討ちサヨナラ打!8回には代打で移籍1号ソロ 渡辺監督代行がベルーナD劇的“1勝”

[ 2024年6月1日 17:15 ]

<西・巨>9回、サヨナラ打を放った元山はナインの手荒い祝福にも笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 西武が渡辺久信監督代行(58)になってから初のサヨナラ勝利を飾った。渡辺監督代行は、就任後ベルーナD初勝利。1点差の9回に2点を奪い巨人を下した。

 2―3で迎えた9回だった。先頭の源田が巨人6番手・バルドナードから左前打を放ち、滝沢犠打の後、外崎四球、中村が右飛で2死一、二塁。蛭間が左前打で同点とすると、昨オフにヤクルトからトレード移籍した元山飛優内野手(25)が右前にサヨナラ打を放った。

 元山は、2点差に広げられた直後の8回には代打で西舘から自身2年ぶりとなるプロ通算5本目、移籍1号ソロを放っていた。終盤の大きな2点を叩き出した25歳は「今年から西武ライオンズの一員になった元山です!」とお立ち台で笑顔。プロ人生初というサヨナラ打に「こういう場面で回してくれたチームメートに感謝です」と満員御礼の本拠スタンドのファンに大きな声で“あいさつ”した。

 引退後の第二の人生を真剣に考え始めていた昨年12月。ヤクルトから西武へのトレードが決まった。元山は「セカンドキャリアを考えたりしていた。野球しかしてこなかったので、サラリーマンできるんかな、とか」と振り返る。再出発の“吉報”と受け止め、24年シーズンを見据えた。キャンプ期間の実戦からアピールし、迎えたチームの今季本拠地初戦。左打者の元山にとっては左腕の小笠原にどう対応するかの“試験”だった。2回に右翼線二塁打で5回は三塁内野安打。この日は2打席のみで規定打席は割ったが、オープン戦打率・455として“隠れ首位打者”となり「“野球できるんや”という喜びを感じる」と目を輝かせていた。

 まだ25歳。堅実な守備だけでなく、ヒットマンとして、元山の“西武劇”が始まった。

 ◇元山 飛優(もとやま・ひゆう)1998年(平10)12月4日生まれ、大阪府出身の25歳。佐久長聖(長野)では1、3年夏に甲子園出場。東北福祉大を経て、20年ドラフト4位でヤクルト入団。21年は3月27日の阪神戦でプロ初出場初アーチなど97試合で打率.255、3本塁打、17打点も、22年は13試合、昨年は22試合の出場に終わり、12月にトレードで西武移籍。1メートル80、79キロ。右投げ左打ち。

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