快音連発！大谷翔平が今季7度目の3安打　12号→安打→二塁打でサイクル安打に王手

ナ・リーグ   ドジャース－ジャイアンツ （ 2024年5月14日    サンフランシスコ ）

4回の第2打席で12号ソロを放った大谷翔平（撮影・光山　貴大）
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　ドジャースの大谷翔平投手（29）が14日（日本時間15日）、敵地オラクル・パークでのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席も快音を響かせ、今季7度目の1試合3安打以上をマークした。

　5－1の7回、先頭・ベッツが三塁打でチャンスメークすると、大谷は1ボールからの2球目、高め直球を捉え、左翼線へ適時二塁打を放った。

　初回の第1打席は左飛に倒れたが、4回の第2打席で相手先発・ウィンの初球を捉え右翼席通路へ12号先制ソロ。惜しくも日本選手初の「スプラッシュヒット」とはならなかったが、ナ・リーグ本塁打王争いでブレーブス・オズナに並びトップに立った。

　5回無死一塁の第3打席は中前打を放ち、好機を拡大した。

　本塁打、単打、二塁打でサイクル安打に王手をかけた大谷。オラクル・パークは右中間が深いことから三塁打が出やすい球場として知られ、19年6月13日のレイズ戦以来、自身2度目の偉業達成に期待がかかる。

　前日13日（同14日）のジャイアンツ戦は、腰の張りで大事をとった休養明けで2試合ぶりにスタメンに復帰し、5打数2安打と今季18度目のマルチ安打をマークした。