阪神・岡田監督は大山信頼　実戦13打席無安打も…「きっちり開幕に照準合わすという感じに見えるもんな」

打撃練習に励む阪神・大山（撮影・須田　麻祐子）
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　阪神・岡田監督が大山に心配なしの太鼓判を押した。今春実戦で13打席無安打ながら、昨季全試合で4番を任せた大黒柱を信頼しきっていた。

　「きっちり開幕に照準を合わすという感じに見えるもんな。だから、ヒットが出るとか、ホームランが出るとかは、まだ3月の頭やんか。全然関係ない」

　昨春も同じようになかなか快音が出なかった。オープン戦6試合を終えて20打数1安打、打率.050。9試合終了まで打率1割台を切った。しかし、指揮官の目には、現在の姿は昨年とは似て非なるものだと映っている。

　「去年も全然ヒット出えへんかったからな。去年は試行錯誤でな、ポイントを前にしたりしたけど、今年はキャンプからあまり引っ張らんと右中間ばっかり打っとるやろ。この間もライトに放り込んだりな。去年は結果が出るのかっていう不安もあったやろうし、そういう意味では全然違うよな」

　取り組みの違いは一目瞭然。今年も信頼は厚い。