阪神伝統の「虎風荘」もGOESおーん 来年3月開業予定の新ファーム施設、選手寮の名称は“3代目”に

[ 2024年3月2日 05:15 ]

ハイタッチで作業員を激励する(左から)阪神・糸井嘉男SA、岩田稔CA、藤川球児SA(中央)(撮影・中辻 颯太)
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 阪神は1日、阪神大物駅前に来年3月開業予定の新ファーム施設「ゼロカーボンベースボールパーク」の建設作業員激励式、および、メディア内覧会を開き、敷地内にある選手寮の名称については引き続き「虎風荘」とすることを決めた。

 球団によると初代は1962~94年に使用し、現在の鳴尾浜球場の寮は2代目。“新・虎の穴”でも慣れ親しんだ呼び名を継承した。

 施設内には甲子園球場と同形状・同仕様でデータ分析用の「トラックマン」「ホークアイ」を導入した「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」、ボール自動回収機能がついた打撃練習6レーンを完備した室内練習場を建設。クラブハウス内にはリハビリ用の流水プールも設置される。

 球団OBの藤川球児球団本部付SA(スペシャルアシスタント、43)、糸井嘉男SA(スペシャルアンバサダー、42)、岩田稔CA(コミュニティアンバサダー、40)が現場を視察。藤川SAは「1軍の選手もうらやむような施設になるかもしれない。ここから選手が羽ばたいていくとすればうれしい」と期待を膨らませ、糸井SAは「凄い施設ができるんやな。至れり尽くせりで練習に打ち込めるし、若手の成長が常勝をつくる」と目を見張った。(八木 勇磨)

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