ドジャース・大谷への“直撃取材”成功!日本語操る“名物記者”「ワンチャン、ゲンキ?」で笑顔引き出す

[ 2024年2月18日 02:30 ]

大谷に日本語で直撃取材したオレンジカウンティ・レジスター紙のドジャース担当ビル・プランケット記者(撮影・柳原 直之)
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 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」に随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(38)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は日本語を駆使して取材する大ベテラン記者ビル・プランケット氏をレポートする。

 本来は取材対応がなかった大谷の“直撃取材”に成功したのは、オレンジカウンティー・レジスター紙のドジャース担当ビル・プランケット記者(62)だ。

 午後1時。帰宅のためにクラブハウスを出た大谷とすれ違いざまに「ワンチャン、ゲンキ?」と日本語で質問。驚いた表情で立ち止まった大谷は「My dog is OK.(愛犬は元気)」と笑顔で返答。続けざまに英語でライブBPに参加しなかった理由や参加時期を問うと「Never planned.Next week.(予定されていなかった。来週参加する)」と返ってきた。

 野球記者歴22年の大ベテランで、これまでド軍だけでなくエンゼルス担当も歴任。野茂英雄、松井秀喜ら数多くの日本選手と日本メディアと接してきた経験から、簡単なあいさつや気候、気温に関する日本語を操る。「サムイ」、「アツイ」、「ムシアツイ」、「アメフッテル」などレパートリーは30以上にのぼる。

 12日の初のフリー打撃後にも「これから毎日、屋外で打つ?」と英語で質問した後に「イツモ?」と日本語で畳みかけて大谷の笑いを誘った。最近のお気に入りの日本語は、なぜか「ジカンノムダ」。大谷との日本語でのコミカルなやりとりが、ド軍取材現場で定着するかもしれない。

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