マルハンが硬式野球部発足 初代監督は元ヤクルトの館山昌平氏「仙台を盛り上げる」25年から公式戦参戦へ

[ 2024年2月16日 12:07 ]

初代監督を務める館山氏(左)はマルハンの韓俊社長と握手(マルハン提供)
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 パチンコを中心に総合エンターテイメント事業を展開する「マルハン」は16日、宮城県仙台市を本拠地とした「マルハン北日本カンパニー硬式野球部」を発足すると発表した。監督に元ヤクルトの館山昌平氏(42)が就任し2025年より公式戦に参入する。

 硬式野球部発足に伴い、今月28、29両日に千葉県浦安市の運動公園野球場でセレクションを開催する。25年にチームのメンバーを正式発表し、同年の都市対抗野球、社会人野球日本選手権への出場を目指し、本格始動する予定。

 同社によると、選手は本拠地近くのマルハン店舗の契約社員として雇用し、野球ができる環境を提供。引退後には正社員に登用するシステムも用意するという。

 監督に就任する館山氏は「このたび、マルハン北日本カンパニーという大企業の新チーム初代監督に任命いただいたことを光栄に感じています。アマチュア野球界で指導することも、監督をすることも私にとって初めてのことです。育てていだいた日本野球界、その未来を想い、本気で誠実に取り組んでまいります」とコメントした。

 続けて「今の野球界に最も強く必要だと思うことは『トレーニングの質を向上すること』です。私はプロ野球17年の選手生活を含め10度の手術をしましたが、引退してアマチュア野球界全体を見渡していくと、怪我をしない身体づくりと練習の質には、まだ向上の余地が残されていると見ています。私は、その想いと考え方、そして先端技術の活用も積極的に取のり入れ、マルハン北日本カンパニー硬式野球部で選手たちと様々な知識や技術を共有・実践し、2027年度には都市対抗か日本選手権でベスト4、2029年度にはいずれかの大会で優勝を目指すことを目標として掲げたいと思います」と具体的な目標も掲げた。

 そして「マルハン北日本カンパニーで、仕事と野球の両立を実現させ、引退後の選手たちが、社会人としても大きく活躍できることを証明し、本拠地である仙台を盛り上げるべく、本気で誠実に努力を積み重ねて参ります」と誓った。

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