松田宣浩氏 過去の首位打者と「同じ匂い」感じる若手にブレーク予感 通算10安打で「実績はない」も

[ 2024年2月5日 22:40 ]

松田宣浩氏
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 巨人在籍中の昨季限りで現役引退した元プロ野球選手の松田宣浩氏(40)が3日に生放送された特番「ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 伊集院光の集まれ!野球おじさん」(後5・50)の収録部分に登場。今季のブレークを予感している若手選手の名前を挙げた。

 通常は「ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)が放送されているが、この日は日本ハムファン歴50年を誇るタレントの伊集院光(56)が自ら作成&出題する野球クイズが復活。

 巨人ファンの「さまぁ~ず」三村マサカズ(56)、ビビる大木(49)、中日ファンのつぶやきシロー(52)、広島ファンの「アンガールズ」山根良顕(47)、ロッテファンのニッポン放送・松本秀夫アナウンサー(62)といった“豪華野球おじさん”が集結して“難問”に挑んだ。

 130分間にわたった生放送が大いに盛り上がるなか、今季からショウアップナイター解説陣に加わる松田氏は「熱男~!」と収録部分へ元気に登場。「今シーズン僕が注目している選手はズバリ!読売ジャイアンツの浅野選手、そして岡田選手です」と“熱男”の後継者にも指名した2年目の浅野翔吾外野手(19)と、3年目の岡田悠希外野手(24)を挙げた。

 まずは浅野について「年齢は22個も違うんですけど、同期入団として、同じ右バッターとしてね、2軍や1軍で一緒にプレーすることがあって。1年目なのに自分を持っているというか、昨シーズンも高卒ながらホームランもね、1本打ちましたんで。今年に懸ける思いであったりとかね、やっぱり野球に対する取り組みが素晴らしいなという思い。なかなか熱い気持ちを持って野球をする選手って少なくなってきたこの時代で浅野選手は凄く“熱男魂”を持っているので。そこに注目していきたいなと思います」とコメント。

 そして、岡田については「今年の1月のね、自分が開いた自主トレにもジャイアンツから唯一参加してくれた選手ですし、(練習メニューは)キツかったんですけど、一生懸命頑張っている岡田選手に注目したい」と語った。

 昨季は宮崎(DeNA)、頓宮(オリックス)とセ・パ両リーグとも“熱男塾”から首位打者を輩出。2020年セ・リーグ首位打者の佐野(DeNA)も“熱男塾”出身者だが、これまで才能ある選手を多数見てきた経験から感じたことがあるという。

 「なんか僕、佐野選手と岡田選手が(熱男塾へ)1年目来た時がかぶるんですよね。2人とも同じ匂いがするなっていう。左バッターなんですけど、フリーバッティングした時に、まだね、プロ野球のなかでは実績はないんですけど、持っているもの、1球1球打っているスピードだったり飛距離っていうのは自主トレ仲間でも一つ先をいっているなっていうのがあって。それは当時佐野選手にも感じたことで。岡田選手もそれぐらい持っているものが凄いなっていうのが感じましたので。岡田選手っていうのはね、期待していきたいなと思います」と語った。

 岡田は法大から2021年ドラフト5位で巨人入りし、今季がプロ3年目。過去2年間で通算59試合に出場し、通算成績は打率.145(69打数10安打)、1本塁打、2打点となっている。

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