楽天が「安楽問題」を受けて、ハラスメント防止研修を開催　選手、スタッフら約170人が参加

＜楽天＞ハラスメント防止研修に参加した今江監督（撮影・篠原岳夫）
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　楽天が、沖縄県内のホテルでハラスメント防止研修を行った。2軍キャンプを行う久米島ともオンラインでつなぎ、今江監督以下、コーチ、選手、スタッフら約170人が参加した。

　昨オフに安楽投手による後輩選手へのパワハラ行為が表面化。同投手は自由契約となったが、再発防止に努めるため、球団顧問弁護士の稲垣勝之氏が約1時間講義し、セクハラやパワハラなど、一般企業で起きた裁判事例も紹介した。

　今季から選手会長を務める田中和は「今の時代にしっかり順応していかないといけない。受け手の気持ちを考えて発言することが大事だと思いました」と神妙な面持ち。

　球団は創設20周年の節目の年。「全員でしっかり行動を見直して、本当に応援されるチームにしていきたい」と表情を引き締めた。