名球会レジェンドが選ぶ現役ナンバーワン名手…1位、2位は鉄板!むしろ少数派3位の「顔触れ」が面白い

[ 2024年1月30日 16:07 ]

<西武・源田 自主トレ公開>ノックを受ける源田(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 「名球会レジェンドが選ぶ現役ベストプレイヤー!2024 IN ハワイ」の守備部門をYouTube「名球会チャンネル」で発表。1位は西武・源田壮亮内野手、2位は菊池涼介内野手で納得のワンツー。むしろ2人以外で挙がった名前が気になった。

 1位の源田を選ん西武監督の松井稼頭央氏は「気づいたらそこにいる」、同じ遊撃手の鳥谷敬氏は「派手なプレーより力を抜いたプレーができるのが素晴らしい」、古田敦也氏は「スローイングが安定している」とそれぞれ理由を説明した。

 他にも石井琢朗氏、中村紀洋氏、福留孝介氏、谷繁元信氏、小笠原道大氏、藤川球児氏、上原浩治氏、平野佳寿氏、大島洋平と多くのレジェンドプレーヤーが源田を支持した。

 2位の菊池は源田に対抗する数少ない選手だ。野村謙二郎氏は「守備と言ったら菊池になっちゃう」、阿部慎之助氏は「まだ動ける」、金本知憲氏は「プレーが派手で美しい」と解説した。

 3位はそれぞれレジェンド独自の目線で選出された守備の名手たちだ。

 佐々木主浩氏は「阪神の選手は(グラウンドが)土でしょ?人工芝と全然違う。二塁コンバートされたばかりで頑張った」と阪神・中野拓夢内野手を選んだ。

 今季からソフトバンクで指揮を執る小久保裕紀氏は「自分のチームでひいき目あるかもしれないけど近藤のレフト守備」と、ソフトバンク・近藤健介外野手を選出。ビッグプレーを連発するわけではないが、外野守備で一番大切な「次の塁に走者を進ませない」堅実なプレーが光った。

 和田一浩氏は「打者を惑わせるいいリードする」とヤクルトの中村悠平捕手を選んだ。

 岩瀬仁紀氏は「坂本(勇人)選手をサードにするだけの高い能力」と巨人・門脇誠内野手を支持した。

 内川聖一氏は横浜(現DeNA)同期入団の名手を指名。「ボールが吸い込まれるってこういうことなんだと感じた。あれだけ守備がうまかったら野球が楽だろうなと思った」と、昨季限りで現役を退い元DeNAの藤田一也内野手を称えた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年1月30日のニュース