開会前に黙とう センバツ選考委員会始まる 「国民の皆さまに元気を」日本高野連・宝会長

[ 2024年1月26日 10:46 ]

21世紀枠推薦理由説明会であいさつする日本高野連・宝馨会長
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 第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕・阪神甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が26日午前、大阪・梅田の毎日新聞大阪本社で始まった。

 午前8時30分から21世紀枠候補校・推薦理由説明会があり、全国9地区の都道府県連盟理事長・専務理事が候補校について各3分半のプレゼンテーションを行った。今大会から21世紀枠は2校となり、特別選考委員会で地域を限定せずに選出する。

 午前10時からの総会では冒頭、能登半島地震の犠牲者、被災者に向け黙とうをささげた。選考委員長の日本高校野球連盟・宝馨会長は「選抜大会は過去、国民の皆さまを元気づけ、勇気づけてきた歴史がある」と話した。大会創設は関東大震災にあった翌1924(大正13)年だった。宝会長は「阪神大震災、東日本大震災の後も大会を開催したのは国民の皆さまに元気を届けたかったからです」と復興センバツへの思いを語った。

 一般選考の地区別出場枠は、北海道1▽東北3▽関東4▽東京1▽東海3▽北信越3(神宮大会枠を含む)▽近畿6▽中国2▽四国2▽九州4。関東・東京は総枠6で最後の1校は両地区を比較して選ぶ。
 出場校は午後3時30分に再開される総会で発表となる。

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